がまかつ がま鮎ダンシングマスターMH85 レビュー

がまかつ がま鮎ダンシングマスターMH85 レビュー

こんにちは

ばくぺこです

 

今期の鮎用品買っちゃいましたー シリーズ第2回目

今回は

がまかつ がま鮎ダンシングマスターMH85

です

以前レビューしたベスト同様、使うのはもう少し先なので見た感じをレビューしていきます

 

ラインナップ

タイプ標準全長(m)希望本体価格(税別)標準自重(g)
M8.5250,000169
M9.0255,000183
MH7.5240,000143
MH8.5260,000183
MH9.0265,000198
H7.5250,000156
H8.5270,000195
H9.0275,000214
HH8.5280,000213
HH9.0285,000230

2023年現在、強さ違いの長さ違いで全10機種になります

  • Mタイプ・・・トロ場、チャラ瀬での釣り向き、泳がせ釣りはかなり良さそう
  • MHタイプ・・・トロ場~早瀬での釣り向き、泳がせも引き釣りもそれなりにOK
  • Hタイプ・・・瀬での引き釣りがメインの人向けっぽいが、泳がせも多少はこなせる
  • HHタイプ・・・早瀬~荒瀬の釣り向き、大型鮎用

 

標準穂先はチタン製のテクノチタン穂先

スペア穂先は

  • M、MH、H・・・S2ソリッド穂先
  • HH・・・軟調チューブラ穂先

となっています

HHタイプだけスペア穂先が違う仕様です

大鮎ねらいでの瀬釣りでソリッド穂先なんか使わないので当然かな

 

箱を開けて中身を見てみる

箱の中には

  • 竿
  • スペア穂先
  • 竿袋

が入ってます

まぁ特段何も無いです

 

ではそれぞれを見てみます

竿

使ってる塗料は他の物と違って軽い塗料

透明感のあるメタリックレッド

この竿は使われている塗料がちょっと違います

通常、がまかつの竿の玉口付近の赤色はフツーの赤なんですが

ダンシングマスターに使われている赤はメタリック調の赤です

磯竿のマスターモデルⅡなんかも、この塗料が使われているはず

 

このメタリック調の塗料は通常の赤の塗料と比べて重量が軽いとの事

通常の赤の塗料はクロムが入っている関係で重量が重いって聞きました

鮎竿は長いので塗料の重量はかなり影響があるようです

 

ダイワの高価格帯の鮎竿なんかは塗装を極力省いた仕様になっています

「エアグロスフィニッシュ」や「ゼロコーティング」と言うやつです

素材のカーボンを研磨して外観を良くして

塗装を極力無くしちゃおう!って考え方です

確かにこれだと軽くはなるんですが

塗装がほぼ無い状態だと、外部からの衝撃に対しての破損の確率は上がります

塗膜がほぼ無いので当然そうなります

そのため取扱いには注意する必要がある仕様ですね

まぁ鮎竿はそもそもデリケートなので

塗装があろうが無かろうが注意して扱わないと簡単に破損するんで

フツーに塗装して重量が重くなるより、塗装を極力しないようにして軽くした方がメリットがあると

ダイワの開発陣は判断したと思われます

 

シマノの鮎竿のリミテッドプロシリーズに採用されている「チタンセラミックコート」も

似た仕様で、極薄のコーティングのみで塗膜が無いので

重量が軽くなっていますが、外部からの衝撃には弱いです

 

それに対して、がまかつは塗装で外観と外部からの衝撃に対応するのは変えずに

塗料を軽い物にして竿全体の軽量化をしています

 

メーカーそれぞれ、考え方や価値観で「軽量化」に対するアプローチが違うのは面白いトコです

 

グリップ部分の滑り止め塗装が無い

グリップ部分もツルツルピカピカ

通常、グリップ部分は滑り止めの塗装がされていますが

ダンシングマスターはそれが無いです

エクセルシオノブレスも同じ仕様かなと

どうやら使われている塗料が濡れても滑りにくい塗料のようです

磯竿でもグレ競技スペシャルとチヌ競技スペシャルのグリップ部分は、この仕様っぽい

 

今後はこの手の物が主流になるのかなー

 

元竿の装飾を見てみる

元竿の装飾はマジョーラカラーで光の当たる角度によって微妙に色加減が変化します

川の中を泳ぐ鮎を描いていますね

 

グリップ部分とその少し上の部分はカーボンの素材が見える仕様です

見る限り

縦、横、斜め

の3軸にカーボンが入ってるかな?

もしかしたら、ただの装飾かもしれませんが・・・

 

「DancingMaster」の部分は立体感があります

少し厚みのあるシールを貼った上から塗装してるっぽいです

 

竿のタイプの表記はこんな感じ

 

上栓

上から見るとこんなデザイン
横から

上栓には2匹の鮎がデザインされていて

Only a “MASTER” discovers the new world

と表記されています

グーグル先生に訳してもらったら

「マスターだけが新しい世界を発見する」

って意味だって教えてくれました

 

穂先

穂先への機種名表記が無い

ダンシングマスターの穂先・・・モデル名の表記が無い
前モデルのダンシングスペシャルの穂先・・・モデル名表記あり

こーれーはー意外でした

この価格帯の竿なら当然表記があると思ってたので・・・

無いんですよねコレが

前モデルのダンシングスペシャルは表記されていましたけどねぇ

 

でも必要あるかどうか聞かれたら

「まぁ表記なくても困らんかな」

と言うと思います

 

もしかしたら軽量化のために表記が無いのかもしれません

おそらくモデル名表記の部分はシールなので

そのシールの分ですら重くしたく無かったのかも

 

穂先の端部分の穴埋めが無くなった

左・・・前モデルのダンシングスペシャル 右・・・ダンシングマスター

これはちょっと嫌な仕様変更です

中に水が入るようになってしまったじゃないかー!

だからといって実用上全く問題無いですが

 

もしかしたら、この仕様変更も軽量化のためかも

穴を埋める分だけ確実に重くなりますから

 

チタン穂先の部分は前作と変更ないように見える

左・・・ダンシングスペシャル 右・・・ダンシングマスター

チタン部分の長さも太さも、見る限り一緒に見えます

 

尻栓

竿尻から水や砂の侵入を防ぐ「エアーキャップ」の尻栓です

前モデルはフツーの尻栓だったので、この変更は良い点です

 

ねじ込み部分は金属では無く樹脂っぽい

これも軽量化のためなのかも

竿尻部分は重い方が持ち重りが無くなって良いんですが

スペック上の軽さを求めたのかもしれません

 

竿袋

薄く伸縮性のある生地でベストのポケットの中に入れてもかさばらないタイプの竿袋です

がまかつの鮎竿の最近の竿袋はみんなこんな仕様です

以前はニット素材の竿袋が主流でしたが、かさばるので仕様変更になったのだと思います

 

ダンシングマスターは軽量化を特に追求した竿

鮎竿において軽さは、かなり釣果に影響を与える要素だと思っています

軽ければ疲労感も少なく、集中力を長い時間持続出来るので

繊細な操作を長い時間続ける事が出来るためです

加えて竿の径を細くして風切り性能を向上させているので

幅広い条件下での操作性の良さを実現しているような気がします

 

あとは実際に使ってみて、その性能を感じてみたいと思います

さすがに掛けてからのパワーなんかは特に凄くは無さそうですが

これは使ってみてからレビューしたいと思います

 

 

では以上で今回の話題は終了!

また次回お会いしましょう

またね

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