こんにちは
ばくぺこです
鮎釣り行きたいよー
と思いながら毎日過ごしています
夏場はいつもの事ですね
今回は野鮎との接点である「掛け鈎」について
私の考え方や選び方を紹介していこうと思います
ではいってみましょう
目的別に鈎を選んで、種類はなるべく絞る
使う鈎の種類はなるべく少なくしたい所です
なぜなら選択する時に迷いたくないから
正直、私は沢山の種類の鈎があっても
状況に合わせて使い分けるという事が出来る自信が無いです
それに在庫の管理も面倒くさい
なので2023年6月現在、使う鈎は下の表のようになっています
鈎のタイプ | 使用する鈎 | 号数 | 狙うサイズ | 使う場所 |
---|---|---|---|---|
4本イカリ | ⅯシステムEX4本錨用 | 5.5号と6.5号 | 15cm~25cmぐらい | トロ場~急瀬まで |
2本ヤナギ(中軸) | 貫チラシ | 8号か8.5号 | 15cm~25cmぐらい | 瀬全般 |
2本ヤナギ(太軸) | 要パワーチラシ | 8号か8.5号 | 25cm~ | 瀬全般 |
3本イカリ(小) | ⅯシステムEXマイクロ | 4号、5号 | 15cm~ | トロ場 |
3本イカリ(大) | 無双 | 8.5号か9号 | 25cm~ | 瀬全般 |
鈎の銘柄は5種類
号数違いを含めると全部で10種類です
これでシーズン序盤からシーズン終盤までやってます
そのシーズンのよって色々試すので、使う鈎は変わっていきますが
今の所はコイツラです
では、それぞれのタイプについて解説します
4本イカリ・・・主軸の鈎で最も多く使用する
みんな大好き4本イカリです
私も大好きで主軸の鈎ですね
これしか使わないって人も多いんじゃないかと
とりあえず、4本イカリを持っとけば、なんとかなると思います
トロ場~瀬の釣りまで幅広く使う鈎です
2本ヤナギ(中軸)・・・最初に1尾を取る時、4本イカリでバレが多い時用
私は結構、最初の1尾を取る時に使用します
養殖オトリに対して反応が悪い時に、ヤナギだと前後の守備範囲が広いので
様子を見に来ただけの、やる気の無い野鮎を掛けるために使ってます
また、4本イカリででバレが多い時にも使用していますね
号数が大きい(8号か8.5号)のを使う理由は
ヤナギは1本ずつ鈎が付いているので、鈎にある程度重さが無いと
野鮎に触れた時にケラレてしまいそうな気がするのでそうしてます
あと、3本ヤナギにすると掛かった野鮎に絡みついて不要な傷が付く事が多いので
2本ヤナギを使用してます
2本ヤナギ(太軸)・・・大鮎狙い
25cmを超える大型を高確率で取るための鈎です
掛かるまで時間は掛かっても良いから
掛かったデカイ奴はなんとか取りたい時用の鈎
3本イカリ(小)・・・トロ場での最終兵器
シビアな状況でのトロ場で、なんとか1尾掛けたい時の鈎
常用はしません
合わせて、水中糸も細い物に変更する事が多いです
私がトロ場でこの鈎を使って釣れなければ諦めます
3本イカリ(大)・・・2本ヤナギで掛からない時用(大鮎狙い)
2本ヤナギで反応があるけど掛からない時にはコイツの出番
鈎の数が多いのと、重さがあるのでケラレにくい・・・と信じて使ってます
使う鈎の頻度は、4本イカリがダントツ
私が使用する鈎の割合ですが
4本イカリ・・・8割
2本ヤナギ・・・1割
3本イカリ・・・1割
って感じですね
やっぱり4本イカリでしょう
- 守備範囲が広い
- 掛かりが早い
- 4本鈎がある分、重さがあるのでケラレにくい
以上の理由が私が4本イカリを支持する理由です
ほとんどの場所は4本イカリで良いんですが
瀬で27cm以上のやつを取りに行く時は3本イカリか2本ヤナギが
良いような気がするんですよね
なんとなくですが
大鮎用の身切れのしにくい太軸の鈎は
4本イカリにすると重すぎて根掛かりが心配だし
そもそも27cm超えるような大鮎は数釣れないんで
早く掛けるよりも、掛けたら取れる確率が少しでも高い
2本ヤナギか3本イカリになるのかなと
まぁ特殊な状況は特殊な仕掛けの方がマッチするという事です
特殊な状況下での対応を重視しなければ4本イカリのみで良いかな
私が使う鈎の銘柄とその理由
私が現在使う鈎の銘柄は以下の理由で選んでいます
全て「がまかつ」製です
ⅯシステムEX4本錨用・・・刺さりが良く、長く使える
- 使われている素材のGハードV2は鈎先の鋭さが長持ちするので交換頻度が少ない
- 小鈎でも軸が比較的太めなので対応出来るサイズが広く、初期~後期まで使える
貫チラシ・・・小型オトリの負担を考えての中軸ヤナギ仕掛け用
- 中軸なので初期からヤナギ仕掛けに使える
- 中軸で比較的軽量なので小型のオトリに付けても負担が少なそうだから
要パワーチラシ・・・大鮎用の太軸ヤナギ仕掛け用
- 強度重視の太軸だが尺鮎用までの強度は求めてないのでコレ
- 鈎のフォルムがなんか好みだから
ⅯシステムEXマイクロ・・・掛ける事を最重要視
- 厳しい状況下で掛けるために、とにかくオトリに負担を掛けずに良い泳ぎが出来る事を重視しての選択
無双・・・太軸で強度と身切れのしにくさを考慮
- 主に急瀬で使うので身切れのしにくい太軸をチョイス
- 使う場面は少な目なので出来合い物を購入する
鈎の刺さりが抜群のナノスムースコートはどれも搭載済み
現在「がまかつ」から新しく発売される鈎は必ず搭載されていますね
刺さりが良すぎて、指にも良く刺ささるので凄さを身をもって実感出来ます
自分の釣り方が決まって来ると選ぶ鈎も絞られる
自分の釣りの方向性が決まらないと、それに合った鈎は選べない
20年ぐらい鮎釣りをやってきて、こういう結論になりました
現在各メーカーからは沢山の鈎が発売されています
その中から、どの鈎を選べば良いのか?
非常に悩む所です
私も鮎釣りを始めた頃は、どの鈎を選べば良いのか全く分からなかったので
良いなと思うものや、安くなっている物を買って試す事を繰り返していました
結果、色んな鈎を使わずに余らせて種類が多けりゃ良いってもんじゃない事を学習しましたね
しかし、自分の釣りの方向性や重視する要素がなんとなく分かって来てからは
そんなに悩む事も無く鈎の選択が出来るようになって来ました
なので、鮎釣りを始めたばかりの人は
とりあえず色んな鈎を使ってみれば良いと思います
鈎の銘柄もそうだし、イカリだけでなくヤナギとかチラシも使って試してみましょう
色々と分かる事が多いと思います
そうやってる内に自然と選ぶ鈎は絞られてくるでしょう
では以上で今回の話題は終了!
また次回お会いしましょう
またね