【アテンダー3&マスターモデル2実釣比較】がま磯トップ2の胴調子竿の使用感と外観を徹底解説!
2024.11.16更新
アテンダー3の発売で気になるのが2017年秋に発売されたマスターモデル2との違い。どちらも胴調子の竿なので、みなさんこんな疑問をもっているんじゃないでしょうか?
- アテンダー3とマスターモデル2のどちらを買うのがおすすめなのか?
- マスターモデル2を持っているなら買い替えた方が良いのか?
- アテンダー3とマスターモデル2の使い分けはどうすればいい?
アテンダー3とマスターモデル2は調子のポジショニングマップを見る限り若干の違いはあるものの、同系統の竿なので、どちらの竿を買えばいいのか迷っていたり、両方持った場合の使い分けについて悩んでいる人は多いはず。
この記事ではアテンダー3とマスターモデル2を実際に使い比べて使用感&外観の違いと使い分けの考え方を解説していきます。
この記事を読めば、アテンダー3とマスターモデル2の性能の違いが分かるようになっていますので、今、アテンダー3とマスターモデル2の選択で迷っていたり、それぞれの竿の性能の違いが気になっていたりする人は最後まで読んでみて下さい。
バランスに優れた胴調子がアテンダー3、やり取り特化の胴調子がマスターモデル2
- アテンダー3・・・最新の素材と技術で全体のバランスが優れている使いやすい胴調子竿
- マスターモデル2・・・魚とのやり取りの性能を特化させた元竿までグイグイ曲がる極胴調子竿
実釣比較した結果、私は以下の表のように感じました。
アテンダー3 | マスターモデル2 | |
竿の柔軟性 | 高い | とても高い |
竿の復元スピード | ゆっくり | とてもゆっくり |
細糸対応力 | とても良い | とても良い |
操作性 | とても良い | 少し悪い |
持ち重り | 良い | 少し悪い |
魚とやり取り中の安心感 | 高い | とても高い |
アテンダー3は弱点がない高い性能バランスの竿ですが、マスターモデル2尾長は高いやり取り性能を持つ反面、操作性と持ち重りに弱点がある竿になります。
「操作性と持ち重り」はアテンダー3とマスターモデル2を比較するとマスターモデル2が劣っていると分かりますが、マスターモデル2だけ使っている場合には大して気にならないレベルだと感じるので、現在マスターモデル2を使っていて不満がないようなら、無理をしてアテンダー3に買い替える必要はないでしょう。
- 「強風時の操作性と持ち重り」はアテンダー3とマスターモデル2のどちらも優秀
- どちらの竿も竿径は非常に細く、風を受ける面積が少ないため強風時の操作がしやすい竿です。
軽くても竿径が太いと強風時は操作が困難になりますが、竿径の細いアテンダー3とマスターモデル2は風の強い悪条件下で使うと圧倒的な操作性の良さと持ち重りの軽さを発揮してくれます。
アテンダー3とマスターモデル2の竿に性能差はあるものの、どちらも2024年現在最高クラスの性能を持った竿なので、厳しい条件下でも釣り人を強力にサポートしてくれます。
現時点でどちらか買うなら絶対にアテンダー3がおすすめ!
理由は以下の2点
- 仕掛け投入、仕掛け操作、やり取りの総合性能でアテンダー3が優れている。
- トータル性能が高い上にアテンダー3のほうが安い。
マスターモデル2の総合性能も非常に高いですが、それを上回る総合性能の高さを持っているのがアテンダー3。胴調子竿の弱点である操作性と持ち重りを「先短設計」と「低重心設計」で克服したのが非常に大きく、最新素材と「ウルトラASD」でやり取り性能も向上しているので、マスターモデル2は優位に立てる部分がほぼなくなってしまいました。
それに加えて価格差が結構大きく、号数によって差はありますがアテンダー3のほうが1万4千円前後安い価格設定です。
よって、アテンダー3とマスターモデル2のどちらかを買うなら「アテンダー3が絶対おすすめ」となってしまいますね。
アテンダー3の方が価格が安くて全体的に高性能なら選ばない理由がない。
現時点でマスターモデル2を購入する人は少数だと思いますが、2024年現在の磯上物竿の中でマスターモデル2シリーズの総合性能はトップクラスだと断言します。もし、マスターモデル2シリーズの見た目が好みで予算的に問題ないのであれば、マスターモデル2シリーズを買うという選択もアリだと思います。
現在のマスターモデル2の存在価値は「唯一無二の釣り味」
アテンダー3の登場で、がま磯の胴調子竿№1の座を奪われたように思われるマスターモデル2。
しかし、アテンダー3よりも元竿まで柔軟に曲がり、魚の強烈な引きをいなしながらゆっくりと浮かせるマスターモデル2の釣り味は唯一無二であるといえます。
どこまでも柔軟に曲がり込む対応力の高さで、大物とのやり取り中も引きを楽しむ余裕を与えてくれるのがマスターモデル2。柔軟な竿の曲がりから生まれる魚とのやり取り感覚は非常に楽しく、一度体験すると病みつきになる人もいるんじゃないでしょうか?
アテンダー3の登場で購入されることも少なくなり存在感は薄くなってしまいましたが、マスターモデル2を使った魚とのやり取りは非常に楽しいので、マスターモデル2を所持している人は長く愛用してほしいと思います。
マスターモデル2はやり取りを楽しみつつ、高確率で魚を獲れる非常に楽しい竿!
マスターモデル2は私の好きな磯竿のひとつです。特に口太Mタイプは30cmぐらいのグレの引きを楽しめる柔軟性を持ちながら、50cmぐらいのグレにも対応できる適応範囲の広さが魅力。とても柔軟なのに大物を意外と簡単に浮かせてしまう釣り味にハマってしまい、お気に入りの竿になっています。
マスターモデル2からアテンダー3に買い替えた方がいいのは、こんな人
- マスターモデル2の操作性に不満を感じる
- マスターモデル2が重たいと感じる
- マスターモデル2のデザインが派手過ぎると感じる
- マスターモデル2の極胴調子に使いづらさを感じる
①マスターモデル2の操作性に不満を感じる
アテンダー3は「先短設計」による操作性向上で、「軽快で精度の高い仕掛け操作」を実現してくれます。
仕掛け投入時やライン操作時にちょっと「もたつく感」があるマスターモデル2。
やり取り性能の高さは魅力的ながら、操作性の面で不満がある人もいるんじゃないでしょうか?
マスターモデル2を使っていて
- 今より狙った所に高い精度で仕掛けを投入したい
- 軽快にライン操作をして、今より思い通りに仕掛けを流し込んで魚に喰わせたい
と思っているならアテンダー3は「軽快で精度の高い仕掛け操作」をしたいという期待に応えてくれる竿になります。
②マスターモデル2が重たいと感じる
「低重心設計」のアテンダー3の持ち重りの軽さはマスターモデル2より明らかに優れています。
マスターモデル2は実際の重量が重いのに加え、重心が少し先端よりにあるため持っている時に重さを感じやすいです。
アテンダー3とマスターモデル2の同等パワーランクの竿を比べると似たような重量でどちらも重たい部類の竿です。しかし、手元に重心を持ってきているアテンダー3は持って軽く感じるので非常に楽。
現在マスターモデル2を使っていて、「もう少し軽い竿が良いなぁ」と感じるなら、アテンダー3を使えば楽に竿を持ち続けることができるでしょう。
③マスターモデル2のデザインが派手過ぎると感じる
アテンダー3のブルーとシルバーを基調としたデザインはクールで落ち着いた印象を与えてくれます。
対してマスターモデル2のデザインは、文字や各パーツにゴールドを多く使っているため、非常に派手な印象。特に元竿部分はゴールドが目立つので、デザインが派手過ぎて苦手な人もいるんじゃないかと感じます。
アテンダー3はゴールドは使わずシルバーをメインに使ったデザインなので、ちょっと地味かなと思われるかもしれませんが、実際に見ると細かい所の装飾や塗装で、落ち着いた印象でありながら存在感のあるデザイン。
マスターモデル2のデザインが苦手であれば、アテンダー3を店頭で実際に見てクールで存在感のあるデザインを確認してみましょう。
④マスターモデル2の極胴調子に使いづらさを感じる
胴調子でありながら使いやすい竿に仕上がっているアテンダー3は多くの釣り人にマッチします。
マスターモデル2シリーズは極胴調子と言われる、かなり胴に入る調子で好き嫌いはハッキリしそうな感じです。
- 仕掛け投入時
- 仕掛け投入後のライン操作時
- やり取り中の竿の曲がり方
に少しクセがある竿になっていて、使いづらいまではいかなくても違和感を感じる人は多いはず。
実際に私の知り合いにも胴に入りすぎるマスターモデル2は苦手だと言う人もいますね。
アテンダー3は先調子と同じように使えて、胴調子ではあるもののマスターモデル2より全体的に張りがあって違和感なく使いやすい竿になっているので、マスターモデル2と同等のやり取り性能を求めつつ、極胴調子の使いづらさを解消するならアテンダー3を選ぶのがおすすめです。
アテンダー3とマスターモデル2は「掛けるまでを重視」か「掛けたあとを重視」するかで使い分ける
どちらも使ってみた私なら
- 掛けるまでが難しく、仕掛け操作を繊細にしたい状況なら「アテンダー3」
- 根ズレする可能性が高い所や、より細い仕掛けを使う時の安心感を求めるなら「マスターモデル2」
というように使い分けます。
低活性時・魚がスレている・風が強く頻繁にライン修正が必要、といった状況でアテンダー3を使う理由は先調子のようなシャープな操作性と細い竿径による強風下での操作性の高さが繊細な操作をサポートしてくれるからです。
マスターモデル2も細身で強風下での操作性は良いですが、細身かつ先調子のような操作性のアテンダー3には敵いません。
根がキツくハリスが擦れる可能性が高い・細ハリスでも獲り込み確率を高くしたい・安心してやり取りしたい、といった状況はマスターモデル2が最適。
柔軟にどこまでも曲がる極胴調子が根に擦れて傷ついたハリスや細ハリスが切れるのを極力回避してくれると同時に、やり取り中の安心感を与えてくれます。魚とのギリギリの戦いをものにしたいのであればマスターモデル2の方がおすすめです。
竿の特性を理解し状況に合った竿選択ができれば釣果アップが期待できます。アテンダー3とマスターモデル2の両方の竿を持つなら、状況に合わせてどちらかの竿を選べるようにしましょう。
【実釣比較】アテンダー3 & マスターモデル2尾長
今回実釣比較したのは【アテンダー3 1.5号5m】と同等のパワーランクの【マスターモデル2尾長 Mタイプ5m】です。
それぞれの竿のスペックは以下の通り。
アテンダー3 | マスターモデル2 | |
---|---|---|
号数 | 1.5 | 尾長M (1.5号相当) |
標準全長(m) | 5.0 | 5.0 |
標準自重(g) | 253 | 253 |
モーメント | 22.6 | 23.1 |
先径(mm) | 0.75 | 0.8 |
錘負荷(号) | 1.5~4 | 1.5~4 |
適正ハリス(号) | 1.25~4 | 1.5~4 |
希望本体価格(円) | 127,000 | 142,000 |
操作性はアテンダー3が断然上
アテンダー3は穂先を短くした「先短設計」の効果で先調子と同等の操作性を実現。
アテンダー3とマスターモデル2尾長を使い比べればアテンダー3の操作性が上だと実感できます。
アテンダー3は#2番に適度な張りがあり、必要以上に曲がり込まないためコントロール性能は非常に良く、思った所に仕掛けを投入することが可能。仕掛け投入後のラインの修正作業も軽快に竿がさばけるので、非常にやりやすかったです。
アテンダー3の1番大きな改善点と言えるのが「操作性の向上」。もはや先調子と思うほど仕掛け投入とライン操作がしやすい!
マスターモデル2尾長の操作性はアテンダー3と比べると少しもたつく感じ。
アテンダー3と比べると竿が曲がり込む量が多いので、仕掛けを振りかぶって投入するまでに少しもたつく感じがします。大きく曲がった竿の弾力を生かして仕掛けを投入するようになるので、思った所に仕掛けを投入するのは慣れないと少し難しく感じるかもしれません。
仕掛け投入後のライン操作時も、竿が曲がりやすいので操作性は軽快という感じではないですが、アテンダー3と比較した場合に操作性がよくないと感じるだけで、マスターモデル尾長だけ使っていれば、あまり不満を感じることはないでしょう。
マスターモデル2尾長の操作性が悪いのではなく、アテンダー3の操作性が良すぎるというだけなのです。
持ち重りの軽さもアテンダー3が上
スペックにある「モーメント」と呼ばれる持ち重り指数から重心の位置を計算すると
- アテンダー3 1.5号5mの重心位置・・・竿尻から約89cm
- マスターモデル2尾長Mタイプ5mの重心位置(ノーマル尻栓時)・・・竿尻から約91cm
というように、アテンダー3の方が重心が手元にあるので持って軽く感じます。マスターモデル2尾長も重心位置はかなり手元にありますが、それ以上に手元にあるのがアテンダー3。
手元に重心があると「持ち重りが少なく疲れない」のと「少ない力で竿操作ができる」ので、アテンダー3は持って楽、操作も楽な竿に仕上がっています。
マスターモデル尾長Mは比較すると少し重量感を感じました。
アテンダー3と比べて2cm重心位置が奥にあるだけですが、持ち比べるとその差はハッキリ分かります。しかし、アテンダー3と比べなければマスターモデル2尾長の持ち重りは、がま磯の上物竿の中ではかなり軽いほうなので、マスターモデル2尾長もアテンダー3と同じく高バランスな磯竿といえるでしょう。
やり取り性能は同等だがマスターモデル2尾長のほうが安心感アリ
マスターモデル2尾長のほうが曲がり込む量が多く柔軟なため、魚の引きにに対する安心感は上だと感じました。
アテンダー3も魚の引きに対する安心感は高いですが、
- 急な魚の突っ込みへの対応力
- 根ズレで傷ついたハリスへの対応力
- 細ハリスへの対応力
は柔軟な竿の曲がりのマスターモデル2尾長のほうが高く、安心してやり取りができます。
大物を掛けた時は急な突っ込みで糸に大きな負担が掛かったり、根ズレでハリスが傷ついたりする場面も多いでしょう。そんな時にマスターモデル2尾長は強力に釣り人をサポートしてくれる竿です。
使っていて、とにかく糸が切られにくいのがマスターモデル2。
アテンダー3はマスターモデル2より僅かに張りのある調子のため、魚の強烈な引きが手元に伝わりやすいと感じます。しかしマスターモデル2は柔軟な竿が魚の引きを吸収するので怖さを感じにくく、安心感をもってやり取りをできるのだと比較して感じました。
アテンダー3は最新鋭の胴調子竿なので、糸を簡単に切られることはないですが、私のような一般の釣り人にとってはマスターモデル2の柔軟さが与えてくれる安心感は魚を獲るために非常に重要な要素であると思っています。
アテンダー3とマスターモデル2尾長の各部分を比べてみる
実釣時と同じく、比較するのは【アテンダー3 1.5号5m】と【マスターモデル2尾長 Mタイプ5m】です。
各節の長さを比較
画像は、上側:マスターモデル2尾長、下側:アテンダー3となります。
元竿はアテンダー3が約1.5cm長い。
#4は約0.4cmアテンダー3が長い。
#3は約1.5cmアテンダー3が長い。
#2は約1.1cmアテンダー3が長い。
穂先は約6.6cmアテンダー3が短い。
計測したそれぞれの竿の各節の長さは以下の通り。
アテンダー3 1.5号5m | マスターモデル2尾長 M5m | 差 | |
---|---|---|---|
元竿(cm) | 105.0 | 103.5 | 1.5 |
#4(cm) | 97.1 | 96.6 | 0.5 |
#3(cm) | 99.6 | 98.1 | 1.5 |
#2(cm) | 102.3 | 101.2 | 1.1 |
穂先(cm) | 93.0 | 99.6 | -6.6 |
全長(cm) | 497.0 | 499.0 |
アテンダー3は穂先が短い「先短設計」を採用しているため、マスターモデル2尾長と比べて穂先がかなり短くなっていて、短くなった分を#2~#5に少しずつ配分している形です。
全長を比較するとアテンダー3の方が2cm短い結果となっていますが、これはアテンダー3の方が新しいため、嵌合部分がキツく、伸びにくいためだと思われます。今後アテンダー3を使い続ければ、ほぼ同じ全長になるでしょう。
各節の径とテーパー差を見てみる
穂先~元竿の径の太さとテーパー差をノギスで計測。こんな情報需要があるのかわかりませんが興味があったら見てみて下さい。
ノギスは小数点以下1桁までしか計測できないものだったので、アテンダー3の穂先先端の数値はカタログ上の数値と異なっています。(カタログ上では0.75mmと標記)
アテンダー3 1.5号5m | マスターモデル2尾長 M5m | |
---|---|---|
元竿リールシート上 | 16.3 | 16.5 |
元竿先端 | 15.8 | 15.3 |
元竿テーパー差 | 0.5 | 1.2 |
#4手元 | 14.0 | 13.6 |
#4先端 | 12.0 | 12.0 |
#4テーパー差 | 2.0 | 1.6 |
#3手元 | 10.7 | 10.7 |
#3先端 | 7.9 | 8.2 |
#3テーパー差 | 2.8 | 2.5 |
#2手元 | 7.0 | 7.4 |
2先端 | 4.2 | 4.2 |
#2テーパー差 | 2.8 | 3.2 |
穂先手元 | 3.2 | 3.4 |
穂先先端 | 0.7 | 0.8 |
穂先テーパー差 | 2.5 | 2.6 |
私は竿設計に関して素人なので詳しいことはわかりませんが、竿径とテーパー差を見てそれぞれの竿に対して以下のような感想を持ちました。
アテンダー3
- 元竿先端~#4手元付近を若干太めにしてパワーを重視。しかし、元竿のテーパーは少ないので元竿自体は柔軟性と粘りが高い。
- #3~穂先は細めにして操作性と持ち重りを軽減。
マスターモデル2尾長
- 元竿先端~#4を細めに設計して柔軟性と粘りを重視。
- #3先端~穂先までは若干太く強めに設計して操作性の良さを確保。
リールシート&エンドグリップを比較
リールシート周りは全体的にアテンダー3がスリムで、マスターモデル2尾長のリールシートと比べるとメッキ部分が少ないので少し地味な印象です。
エンドグリップはアテンダー3が立体形状、マスターモデル2尾長が全周同じ形状。片手でやり取りする場合は肘が当たるフラットがあるアテンダー3のほうが安定感が高く、全体的にアテンダー3のエンドグリップが使いやすいですね。
まとめ:どちらも良い胴調子の竿だが、アテンダー3のトータル性能の高さが凄すぎる
アテンダー3とマスターモデル2はどちらも高いやり取り性能を備えた素晴らしい胴調子竿。
しかし、アテンダー3のほうが先調子の操作性と持ち重りの軽さを備えているので、より幅広い状況で快適に使うことができる弱点のない万能竿です。
マスターモデル2のやり取り性能の高さは、発売から7年経った2024年でも十分魅力的ですが、今回、掛けるための性能を向上させて今まで両立が難しかった機能を融合したアテンダー3の「魚を釣るための総合性能」はマスターモデル2より確実に上だと断言できます。
マスターモデル2シリーズも良い竿なので使ってみてほしいですが、やはり今は大幅に進化した胴調子竿のアテンダー3を使って高い総合性能を実感してほしいですね。