こんにちは
ばくぺこです
今回は鮎釣りの始め方についてです
鮎釣りってやっている人が他の釣りに比べて少ない印象です
そのため、どうやって始めりゃいいのか分からんって人多いと思いますし
そこが始める際の高いハードルなのかなと感じます
という事で始め方と揃えるべき道具について書いていきたいと思います
教えてくれる人を探そう
周りに鮎釣りをしている人がいるなら教えてもらおう!
はい
知り合いに鮎釣りやっている人がいるなら話は早いです
その人に頼み込んで一緒に連れて行ってもらいましょう
ある程度やり込んでいる方に頼めば、さらに良しです
そういう方なら予備の竿などを持っていますので
竿、仕掛け関係を借りてやってみる事が出来ます
やってみて面白ければ道具を揃えていけば良いと思います
周りに鮎釣りをしている人がいないなら釣り具屋に行こう
釣り具屋さんに行って「鮎釣り始めたいです!」と言いましょう
ただし条件があります
鮎釣り道具を扱っている釣り具屋さんを選ぶこと
これ大事です
鮎釣り道具を扱ってないお店は
鮎釣りに精通している店員さんが
いない確率が高いので
そのお店は避けましょう
大体、鮎釣り河川がある地域の釣り具屋さんは
鮎釣り道具を扱っているので
そーいう釣り具屋さんに行きましょう
そこで店員さんを捕まえて
「鮎釣り始めたいんですけど・・・」
と言えば色々と教えてくれます
その時に具体的には
「教えてくれる人を紹介して欲しい」とか
「初心者を対象にした鮎釣り体験などは無いか?」
などと聞いてみると良いと思います
ただ「鮎釣りを始めたい」
とだけ言ってしまうと
道具だけを案内されてしまったりする事も
考えられなくは無いので
「教えてくれる人も紹介してよ!」
という事を伝えましょう
お店によっては鮎釣り道具を
レンタル出来る所もあるので
確認してみましょう
私(ばくぺこ)は釣り具屋さんにお願いして始めたよ!
利用している釣り具屋さんに
「鮎釣りしたい」といって連れてってもらって始めました
元々、磯釣りをやっていたので
いつも利用している釣り具屋さんでお世話になっていました
その釣り具屋の店主さんが鮎釣りもやっていたので
「鮎釣りしてみたい!」
と言って連れて行ってもらいました
初めて連れて行ってもらった所は
島根県 高津川
店主さんと体形があまり変わらなかったので
タイツ、ベストは借りて
靴は自分の磯用のフェルトスパイクシューズで
代用しました
その時借りた竿が
その当時最新モデルの
28万ぐらいの竿だったんで
かなりビビりながら使ったのを覚えています
「初めて鮎釣りする人に、こんな高い竿持たせる?」
と思いましたね
私はやってみて面白かったので
鮎釣りを始める事にしました
その年は1回だけしか行きませんでしたけどね
道具は最初から全て揃えなくても良い
最初から必要な物
竿・・・無いと釣りが出来ない
フットウェア・・・安全上必要、フェルトソールの物で
鮎ベルト・・・無いとタモ、引き船が装着がムズイ
タモ・・・釣った鮎を捕獲するのに必要
仕掛け・・・無いと釣りが出来ない、完全仕掛けと替え鈎があれば十分
引き船・・・釣った鮎を入れるために必要
ラインカッター・・・掛け鈎を替える時などに使用
こんぐらいかな・・・
経験者が貸してくれるなら借りてもOK
フットウェアだけはムズイかな
サイズが合って無いと歩きにくいし
他人が履いていた物を履くのに抵抗ある人多いと思うので
将来的に必要だが初心者に必要か?という物
鮎タイツ
鮎タイツは水温の低い初期(6月)、後期(9月)や
ある程度深い水深を釣る時は必要ですが
初心者は
良く釣れる盛期(7月、8月)で
水温も高く
浅い所で始める事がほとんどなので
最初は必要無いかな・・・
初心者に6月とか9月の比較的難しい状況とか
腰より上の水深に立ち込ませて
始めさせる人はいないと思うので・・・
安全上着用していた方がケガはしにくいですが
本格的にやると決めてからでも良いのではないかと思います
鮎ベスト
初心者には鮎ベストは必要ないのでは?と思っています
初心者は持ってる道具少ないので
沢山ポケットがあっても入れるものが無いです
持ってるのは替えの鈎と予備の仕掛けぐらいなので
ぶっちゃけパンツにポケットがあれば
それで事足りるのでは・・・
ウエストバッグやボディバッグでもOKだと思います
持つ仕掛けが増えてきたらベストがあると便利
おとり缶
初心者は経験者と一緒に行くので
経験者の方が持っていれば必要無いです
一人で行くようになれば買いましょう
鮎釣りする時の服装は海水浴の時の服装?
初心者の方は
上下ラッシュガードを着用して
上・・・Tシャツ
下・・・海パン
ぐらいで良いかなと
7月、8月ならこのような恰好の方が快適
速乾性に優れるポリエステル素材の物が良いですね
あと
キャップ
偏光サングラス
があれば、より良いです
夏は日差しが強いので日差し対策はしときましょう
偏光サングラスがあれば水中が見えやすいし
日差しから目を保護出来るので一石二鳥です
道具を買う時のポイント
竿は予算内で軽く柔らかく高い物を選ぶ
理由は以下の通り
軽い竿・・・操作しやすい
柔らかい竿・・・オトリが弱りにくい
高い竿・・・感度が良いので仕掛けの状態や川の状況を判断しやすい
初心者は長い竿の操作に慣れてないので
出来るだけ軽くて操作性が良い竿が良いです
長さは8m~8.5mがオススメです
9mと比べると繊細な操作のやり易さは段違いです
各メーカーの15万ぐらいの竿が買えれば良いですね
感度も良いし
かなり軽いものもあるし
上達してからでも問題なく使えると思います
正直6、7万ぐらいの竿はオススメしません
値段が値段なので、どうしても
重い
感度が悪い
といった作りになっています
竿が柔らかいと釣り人の操作の雑な所を
上手く吸収してくれるのでオトリが弱りにくいです
オトリが元気な状態が長ければ釣れる確率も上がります
値段が高い竿は感度が良い物が多いです
感度が良いとオトリの状態が手元に伝わりやすいです
掛け鈎に野鮎が触れた時や
仕掛けが絡まっている時などに
いつもと違う感触が伝わってくるので
「仕掛けがおかしいかな・・・」とか
「なんか反応があるから、この場所でもう少し粘るか・・・」
などのような気づきがあるので
釣れない状況と釣れる状況を判断する事が出来るようになります
竿以外は安い物でもOK
引き船
鮎ベルト
タモ
フットウェア
仕掛け
は安いもので十分です
仕掛けは釣果に影響しますが
他のものは使いやすさや安全性に違いはありますが
釣果にはあまり影響しません
最初は竿に予算をかけた方が良いと思います
最初の仕掛けは複合メタル仕掛けがオススメ
複合メタル仕掛けは幅広い状況に対応出来て強度的にも強い
ので最初に使うのをオススメします
今回は各ラインの詳細は省略しますが
私が使った感覚的に性能は以下の図のようになります
泳がせ釣り | 引き釣り | 強度 | |
複合メタル | 〇 | 〇 | ◎ |
ナイロン、フロロカーボン | ◎ | △ | △ |
単線メタル | △ | ◎ | ◎ |
ナイロンやフロロカーボンの仕掛けは
泳がせ釣りは良いんですが
引き釣りとなると少しやり辛い
単線メタル仕掛けは引き釣りは良いけど
泳がせ釣りがムズイ
その点、複合メタルは
超得意は無いけど
苦手な状況も無いので
仕掛けを変えなくて良いので初心者にオススメです
私は100%複合メタル仕掛けを使ってます
状況に合わせて仕掛け変えるのは面倒くさいし
色んな仕掛けを持つと物が多くなるので
複合メタル仕掛け1本に絞ってやっています
これで特に困った事は無いですね・・・
オトリに鼻かん、逆バリを装着する作業は練習あるのみ
初心者の難関です
コツみたいなものは教えてもらいましたが
結局は数をこなすしか上手くなる方法は無いです
最初は兎にも角にも鮎が上手く掴めないと思います
特にコンディションの良い鮎って
魚体を覆っているヌルヌル具合が凄いので、難易度が爆上がりします
高津川では私も大変苦労しましたねぇ・・・
さらにそこから鮎に
鼻かんを通して
臀鰭(しりびれ)に逆バリを刺すのって
なかなか難易度高いです
生きているので暴れますからね
やっとの事で装着してオトリ鮎を送り出しても
既に弱ってる・・・
なんて事は鮎釣りをしている人は誰も経験済みです
そうやってオトリ鮎が弱ってしまったら
同行の経験者の方に元気な鮎を釣ってもらって
それを使わせてもらいましょう
こまめに鮎に装着している仕掛けの状態をチェックしよう
面倒ですが
こまめにオトリ鮎を手元に引き寄せて
仕掛けがちゃんとなっているかチェックしましょう
仕掛けが絡まっていたり
逆バリが外れてしまった状態では
ほぼ、野鮎が掛かる事はありません
初心者に限らず
あまり釣っていない方は
この「釣れない状態」で
泳がせている事が多い気がします
掛け鈎は面倒でもこまめに交換しよう
掛け鈎の鈎先はけっこう傷みやすいので
こまめにチェックして
少しでも掛かりが悪いようなら即交換です
基準としては
鈎先を爪に当てて滑るようなら交換
鮎釣りで主流の掛け鈎は
3本錨
4本錨
ですが
この中の1本でも掛かりが悪い状態なら
交換する事をオススメします
下の写真のように鈎先がわずかに曲がってしまった場合も交換です
ここを面倒くさがっていると
釣果は伸びません
初めの1シーズンは出来るだけ経験者と行動しよう
大体の方はそうだと思いますが
経験者について行くようにして
色々覚えて行きましょう
ポイント選択
川の歩き方
等々
釣果を伸ばす技術や
安全に釣りをするための知識は
本で読んでもなかなか身に付かないので
実践を繰り返しながら身に付けて行きましょう
もちろん本や動画で勉強をした方が
上達は早いので、上手くなりたいのであれば
積極的に勉強する事が必要です
鮎釣りは面白い!是非チャレンジしてみよう!
さて色々と書いて来ましたが
ハッキリ言って鮎釣りは面白い釣りです
やればハマる可能性は高いです
いつも行く鮎のオトリ屋さんで出会った方が
「鮎釣りは病気」と言っておられて
妙に納得したのを覚えています
一度面白さを味わったら逃れる事は難しそうです
私も体が動く内はやり続けるだろうな・・・
始めるのは費用の面から見ても簡単とは言えませんが
鮎の友釣りという独特の釣りを
是非たくさんの人に体験して楽しんで欲しいと思います
では以上で今回の話題は終了!
また次回お会いしましょう
またね