2023年秋　磯ライン新製品　GUREMICHI（グレミチ）＆トルネードVクロス　レビュー

今回は2023年秋に出た磯用の新製品

道糸：サンライン　GUREMICHI（グレミチ）

ハリス：サンライン　トルネードVクロス

を使ってみたのでその使用感についてレビューしていきます

道糸：グレミチは前作より、見やすくなって使いやすい

今回はプラズマライズの技術を採用してリニューアル

色々と進化しているようです

実際に使ってみて感じた点は以下の通り

特に宙に浮いている状態の糸の見やすさはとても良くて、道糸の軌道の確認がしやすかったです

海面に漂っている状態の糸はそれなりに見える程度で、ここは前作のグレミチとはあまり変わらないかなと感じました

糸捌きは糸の硬さが丁度いいのか、とてもやりやすくて快適

やはり糸捌きのしやすさは糸の硬さが重要だと感じました

糸の強度は使ってみても分からないですね

正直言ってどの糸が強いかと聞かれても分かる気がしません

なるべく切られないようにするには、強いと言われる糸を使う事より、こまめに糸を交換したり、傷が入って無いか確認しながら使う事が重要だと思っています

今後使っていくのかどうかと言われたら・・・「使わないかな」

今後使っていくかどうかと聞かれたら、使わないと思います　

正直見えやすいのは魅力的なんですが、150m巻きしかないのが私にとってネック

前に別の記事で書いていると思いますが、私は道糸の巻替えは100ｍ単位でしたい人なので600ｍ巻きのブラックストリームマークXの方が良いのです

ハリス：トルネードVクロスはとてもしなやかで使いやすいハリス

このハリスはスプールから引き出した時に少しビックリしました

巻き癖がほとんどついてなくて、とてもしなやかなハリスです

ほとんどのハリスはスプールから引き出した後に巻き癖を取るために、両手で引っ張るというような作業をするんですが、トルネードVクロスは不要かなと思いました

このハリスは硬い部分と柔らかい部分が交互に配置されたハリスで、以下のようになっています

上の図で見るとハード部分が多いので、硬そうなハリスかなと思うんですがスプールから出してみると巻き癖が全くと言っていい程付いていなくて、とてもしなやかなハリス

トルネードVクロスは何も情報が無い状態で使ったら、間違いなく柔軟な調子の糸って判断するぐらいしなやかなラインです

ただし、このハリスは普通の結構滑りが良い表面加工のハリスで、コーティングされた滑りの良い鈎との結束は、注意しないとスッポ抜けてしまいます

その点、トルネード松田スペシャル ブラックストリームはラインの表面がゴムのような性質に改質されているので滑りやすいコーティングの鈎でもキッチリ締まってスッポ抜けしにくくて良いです

がまかつの「ナノスムースコート」の鈎はトルネード松田スペシャル ブラックストリームを使う事をオススメします　

根ズレに対しての強さや、結束強度なんかは強いかどうか分かりません

毎回同じように根ズレしてくれる訳ではないし、その時その時で魚の引きの強さも違うので、普通に使っていて分かる訳がない

というのが私の見解

気に入った物を信じて使え！

「このラインは強いから大丈夫だ！」と思っていれば、強気でやり取りできるので魚を獲れる確率は高くなると断言できます　

トルネードVクロスは今後使用するかも

トルネードVクロスはとても柔軟で結構使用感が好みなので、もしかしたら使うかもしれません

しかし、トルネード松田スペシャル ブラックストリームとの使い分けをどうするか考えると悩むところです

たくさん種類を持っていても結局使わなくなってしまうので、できるだけ使う種類は厳選して少なくしたいと私は考えています

1種類で困る事がないなら1種類にした方が「どのハリスを使うか？」と迷う事がなくなるので楽でいいんですよね　

まとめ：グレミチ＆トルネードVクロス　両方とも良いライン

私は両方とも今後使う可能性は低いですが、使いやすくて良いラインだと思います

グレミチに関してはブラックストリームマークXにはコスト面では負けていますが、視認性は上でライン修正はしやすい性能だし

トルネードVクロスはしなやかさではトルネード松田スペシャルブラックストリームより優れているので、魚の食い込みや扱いやすさは上だと思ってます

ただ、私としてはブラックストリームの方が自分の求めている性能が上なので、グレミチとトルネードVクロスは使わないというだけですね　

それぞれのラインの性能に「これはいいかも！」と思ったなら試す価値はアリだと思います