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- 次期インテッサの発売はいつ?
- 名称は『インテッサG6』になるのか?
- 次期モデルの調子や性能はどう変わるのか?
がまかつのフラッグシップ磯竿「インテッサG5」が発売されたのは2015年春。それから約10年が経ち、がま磯シリーズの中でも最も古いモデルとなっています。
現在でも高性能な竿であることは間違いありませんが、2023年秋に登場した「アテンダー3」と比較すると、技術面でやや時代遅れに感じる部分も。「そろそろモデルチェンジしてほしい!」と願う釣り人も多いのではないでしょうか?
この記事では、私独自の視点で次期インテッサの発売時期・名称・調子・搭載技術について予測していきます。2024年11月現在、公式からの情報は一切ありませんが、がまかつの最強磯竿の未来を一緒に想像しながら楽しんでいただければと思います。
次期インテッサの発売は2025年秋と予想、その理由とは?

2025年秋には現行のG5の発売から10年半が経過します。過去のがま磯フラッグシップモデルの傾向を考えると、そろそろ新モデルが発表されるタイミングではないでしょうか?
また、アテンダー3は2025年春に2.5号・2.75号が追加され、フルラインナップが完成。その後に、がま磯シリーズの最上位機種である次期インテッサが発表される可能性は十分に考えられます。
近年、がま磯のモデルチェンジは上位機種に限り間隔は10年前後が一般的。特に2000年以降はモデルチェンジの周期が長くなる傾向です。
アテンダー3は前モデルから12年もの期間を経て登場しましたが、これはコロナ禍の影響による遅れがあったと考えられます。通常のサイクルを基準にすると、インテッサのモデルチェンジは10年程度で行われる可能性が高いと予想できます。
歴代モデルの発売時期とモデルチェンジの周期
インテッサシリーズ
- インテッサG4(2006年秋) → インテッサG5(2015年春)(8年半)
マスターモデルシリーズ
- マスターモデル(2007年秋) → マスターモデル2(2017年秋)(10年)
アテンダーシリーズ
- アテンダー(2002年秋) → アテンダー2(2011年秋)(9年)
- アテンダー2(2011年秋) → アテンダー3(2023年秋)(12年)※コロナ禍の影響あり
これらのデータを踏まえると、次期インテッサの発表は2025年秋が有力ではないでしょうか?
次期モデルの名称は【インテッサG6】で確定か?歴代モデルの法則から考察
次世代のインテッサは【インテッサG6】となる可能性が極めて高い。この点に異論を挟む余地はほぼないでしょう。
その理由はシリーズのネーミングルールにあります。3代目の【G3】から、「G+世代数」という法則が確立され、モデルチェンジごとに一貫して踏襲されてきました。6代目となる次期モデルも「G6」と命名されるのが自然な流れ。そのため、「Generation 6th」の頭文字を取る形で伝統が受け継がれるはずです。
次期インテッサの価格は20万円超え確実?値上げの理由を徹底考察

現行のG5の価格は約17万円~。それを踏まえると次期インテッサの価格は20万円を超える可能性が極めて高いと考えられます。
その根拠のひとつが、【アテンダー3】の価格推移です。先代モデルに比べて約3万円の値上げが行われており、インテッサも同様の価格上昇が見込まれます。
さらに、G5は発売以来価格据え置きでしたが、昨今の原材料費や製造コストの高騰を考慮すると次期インテッサの値上げは避けられないでしょう。
現行モデルでもすでに高価格帯のため、さらなる値上げはユーザーにとって痛手。できる限り価格上昇を抑えてほしいと願うばかりです。
次期インテッサも「全角度対応調子」を継承か?進化の方向性を予測

インテッサシリーズは、あらゆる状況で力を発揮するオールラウンドロッドという位置づけ。現行モデルG5が採用する「全角度対応調子」は、次期モデルでも基本的に継承される可能性が高いと考えられます。
ただし、がまかつの最新技術を取り入れることでG5よりもさらに対応力を向上させ、より魚が獲りやすいロッドへと進化するはずです。
G5は号数ごとに微妙に調子を変えていましたが、この設計方針も踏襲されるでしょう。その理由のひとつが、現在の「がま磯」シリーズにおける先調子系ロッドの少なさ。現状、先調子の選択肢は「グレ競技スペシャル4」と「インテッサG5の0.6号~1.5号」のみ。この限られたラインナップを考えると、次期インテッサの0.6号~1.5号モデルも先調子系に設定し、先調子を好む釣り人の選択肢を確保する可能性は十分に考えられます。
次期インテッサがどのような進化を遂げるのか、引き続き注目していきたいところです。
ウルトラASD×TMS採用で、次期インテッサは「軽量&剛柔一体」のロッドに進化する?
アテンダー3で採用されたウルトラASDとTMS(タフマトリックスシステム)は、がまかつの最新技術を象徴する存在。この2つは相互に作用しロッド性能を大きく向上させるため、次期インテッサにも搭載される可能性が高いでしょう。
この2つの革新技術が導入されることで、次期インテッサはどのように進化するのか? 私は以下の3つのポイントに注目しています。
- ウルトラASD採用で「竿を叩きにくい」設計に進化し、細糸への対応力が向上
- TMS採用により、ロッド全体のパワーアップで魚をよりスムーズに浮かせられる
- TMSによる軽量化で、操作性と持ち重り感の大幅な改善
現行のG5はパワーがありながらも「竿を叩く感覚」が強いという印象を持つ釣り人も多いですが、次期モデルではその弱点を大幅に克服する可能性があります。
これまで、「細糸に優しいロッド=胴調子」という固定観念がありました。しかし、次期インテッサは「パワーがありながらも竿を叩かず、細糸に優しい」という新たなバランスを実現するかもしれません。剛と柔を兼ね備えた次世代ロッドとしての登場に期待が高まります。
次期インテッサ、元竿の「1本化」でさらなる進化を遂げる?

次期インテッサは元竿が1本ものに進化する可能性が高いと考えています。現行のG5ではリールシート部で元竿をつなぐ構造ですが、次期モデルではマスターモデル2やアテンダー3と同様、1本化されるかもしれません。
その理由は、近年各メーカーの上位機種が元竿の1本化を採用する傾向にあるからです。その背景には以下の2つのメリットが大きいと私は考えています。
- 元竿全体がしなやかに曲がることで魚の引きに追従しやすくなり、糸切れのリスクが軽減
- 元竿の強い反発力を活かし、魚を早く弱らせて浮かせることが可能
一方で、元竿の1本化には「重量が増す」というデメリットもあります。しかし、近年のロッド設計は単なる軽さよりも「実用上の持ち重りの軽さ」や「細身肉厚設計による粘り強さ」を重視する傾向になってきました。
こうした変化により、最新のロッドは数値上の自重が増えても実釣時の扱いやすさや魚の取りやすさが向上しているのが特徴です。
次期インテッサの進化の方向性
現行モデルG5は、リールシート部で接続する従来構造のため、リールシート下の柔軟性が制限され、元竿の持つ本来の性能を十分に発揮できないという課題があります。
しかし、次期インテッサが「元竿1本化」を採用すれば、この弱点を克服し、よりしなやかで粘り強いロッドへと進化する可能性があります。リールシート下の柔軟性が生きることで、アテンダー3のような「ハリスを労わりつつ、魚を早く弱らせる特性」を獲得し、#4で受け止めきれない強烈な引きに対しても元竿全体でしなやかに受け止めながら浮かせる設計になるかもしれません。
次期インテッサが、「剛と粘りを兼ね備えた革新的な元竿設計」 を採用するのか、その進化の行方に注目です。
次期インテッサの号数ラインナップはG5と同様、多彩な展開に?
次期インテッサのラインナップは、現行のG5と同じく豊富な号数と長さを揃えてくる可能性が高いと予想。
インテッサシリーズの大きな特徴のひとつが、ダイワやシマノのフラッグシップモデルとは一線を画す、圧倒的なラインナップの多さ。
インテッサG5 | VIP ISO AGS (廃盤) | イソリミテッド | |
---|---|---|---|
0.6-53 | 〇 | ||
0.8-53 | 〇 | ||
1-50 | 〇 | ||
1-53 | 〇 | 〇 | |
1.2(1.25)-50 | 〇 | 〇 | |
1.2(1.25)-53 | 〇 | 〇 (1.35相当) | 〇 |
1.5-50 | 〇 | ||
1.5-53 | 〇 | 〇 (1.35~1.75相当) | 〇 |
1.7(1.75)-50 | 〇 | ||
1.7(1.75)-53 | 〇 | 〇 | |
2-50 | 〇 | ||
2-53 | 〇 | 〇 (1.85~2.25相当) | 〇 |
2.5-50 | 〇 | ||
2.5-53 | 〇 | ||
3-53 | 〇 |
上の図のように、インテッサは他メーカーのフラッグシップモデルと比べても群を抜くラインナップの豊富さを誇ります。号数や長さのバリエーションが幅広く揃えられていることは、多様な釣りスタイルやユーザーの細かなニーズに応えられる大きな強みです。
この特徴を踏まえると、次期インテッサもG5同様に幅広釣り人に対応する多彩なラインナップが用意される可能性が高いと考えられます。

価格が高いフラッグシップモデルの中から、自分の欲しい号数と長さを妥協なく選べるのはユーザーにとって非常にありがたい仕様!
進化する操作性!次期インテッサは専用リールシート&エンドグリップ採用か?


フラッグシップモデルであるインテッサの次期モデルでは、各パーツが新たに専用設計される可能性が高いと考えられます。特にリールシートとエンドグリップは操作性と高級感を兼ね備えた進化が期待されるポイント。
現行のG5では、1.75号以上のモデルにスクリュー型リールシートが採用され、フード部分にはラバーを一体化した独自デザインが施されていました。この特別仕様はインテッサならではのプレミアム感を強調する要素となっています。
次期モデルでは、全号数でスクリュー型リールシートが採用される可能性が高く、さらにフラッグシップにふさわしい専用デザインへと進化すると予想。
また、エンドグリップに関してもアテンダー3で導入された立体形状を取り入れることで、片手でのやり取り時に肘を当てた際の安定感が向上する仕様になることが考えられます。
次期インテッサのデザインが、どのよう進化をするのか非常に楽しみですね。
次期インテッサに期待!発表の日を楽しみに待とう

次期インテッサについて私なりの予想をまとめてみました。
- 発売時期:2025年秋
- 名称:インテッサG6
- 価格:約20万円~
- 特徴:全角度対応調子を継続しつつ、ウルトラASDとTMSを採用し、さらなるパワーと安定感を実現
- 構造:元竿を1本化し、対応力を向上
- ラインナップ:従来通り豊富な種類を展開
- デザイン:専用設計を採用し、使いやすさと特別感があるものへ進化
あくまで個人的な予想ですが、皆さんは次期インテッサについてどう考えていますか?
2023年にアテンダー3で採用されたウルトラASDやTMSが大きな進化だったことを考えると、次期インテッサでの劇的な新機能追加は難しいかもしれません。しかし、現行のG5をさらに上回る性能への進化は十分期待できます。
インテッサは魚の引きをいなして獲るのではなく、真正面から受け止め捻じ伏せて獲るスタイルの竿。次期モデルも、そのパワフルな特性をさらに磨き上げ、多くのファンを魅了する仕上がりになるでしょう。発表の日が待ち遠しいですね!

いつも楽しく拝見させて頂いております!
G5から丁度10年の歳月、私も来年あたりと予想してます。
アテンダーの追加号数は存じませんでした。
来春なんですねぇ…ばくぺこさんの予測通りG6は秋かなぁ。
私のとてもとても個人的な要望として帯の色はマスターモデルやアテンダーとは差別化をはかって従来の”朱色”に元竿は”細身”にですw
もう価格は覚悟してます…原材料高騰なども避けて通れ無いでしょうしね。
しかしこの物価高、”インテッサ貯金”は滞ったままですわ(汗)
長々と長文失礼致しました、次回のブログ更新楽しみにしています!
やたがらす様。
コメントありがとうございます。
G6の玉口の赤色はG5同様にがまかつ伝統の”朱色”になると思ってます。
マスターモデル2やアテンダー3のようなメタリックレッドもいいですが従来の朱色もいいですよね。
やたがらす様の要望のように元竿が細身になってくれることを私も期待しています。