【2026年鮎釣り注目アイテム】シモツケ【エクストリームV】攻撃的軽量胴調子の性能を徹底考察!

【2026年鮎釣り注目アイテム】シモツケ【エクストリームV】攻撃的軽量胴調子の性能を徹底考察!

フィッシングショーも終わり、2026年の鮎釣り新製品が各メーカーから出揃いました。

今回は2026年発売の鮎釣り用品の中から、私が特に注目しているシモツケの軽量胴調子竿「エクストリームV」について、カタログスペックをもとに詳しく読み解いていきます。

なぜ私が「エクストリームV」に注目しているのか?それは、トップトーナメンター・上田弘幸氏が開発に携わった軽量胴調子竿だからです。

上田名人といえば「垂直(たて)引き」「ボルダリング引き」という独創的な釣法で結果を出し続けてきた実力者。そんなトップ鮎釣り師がプロデュースした竿がどんな性能なのか、気になっている方も多いのではないでしょうか。

プロトロッドの段階で、2025年JFT全日本アユ王座決定戦準優勝、鮎釣りドリームマッチ2025本戦優勝という実績を残している「エクストリームV」。

ただの軽量胴調子ではなく、“トーナメントで勝てる軽量胴調子”を体現するエクストリームVの性能を、この記事で徹底考察していきます。

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エクストリームVは超高弾性カーボンを採用した「攻撃的軽量胴調子竿」

エクストリームVは、近年の鮎釣りでトレンドとなっている「軽量胴調子」の竿。超高弾性カーボンを採用し、操作性・感度・パワーを高次元で両立した、トータルバランスに優れたモデルです。シモツケの鮎竿ラインナップにおいては、先調子寄りのエクストリームRに並ぶハイエンドモデルという位置付けです。

エクストリームVが従来の胴調子と一線を画すのは、以下の4つのポイントにあります。

  • 究極にオトリに優しい:極めてしなやかに竿が曲がる調子により、どんな状況でもオトリを優しく引くことができ、自然な泳ぎを演出します。
  • 圧倒的な抜き性能:軽量胴調子ながら、曲げ込むことで高い反発力を発揮し、掛かり鮎をスピーディに抜くことが可能です。
  • 異次元の操作性:胴調子にありがちな操作性のダルさはなく、繊細なオトリ操作を難なくこなせるシャープな操作性を備えています。
  • 「極限」の軽量化:8.5mで188g、9.0mで198gという超軽量設計。一日中振り続けても疲労を感じにくく、高い集中力を維持できます。

これらの相反する特徴を両立できた最大の理由は、「超高弾性カーボンの採用」にあります。

一般的な胴調子竿は、柔軟でよく曲がる一方で操作性がダルくなりがちです。しかしエクストリームVは、超高弾性カーボンを用いることで、しなやかに曲がりながらも芯のあるシャープな操作性を実現

鮎が掛かってからも超高弾性カーボンの特性は発揮され、しなやかに曲がりつつも、曲げ込むことで高い反発力を生み出し、掛かり鮎に主導権を渡さず素早い引き抜きを可能にします。

エクストリームVはどのような鮎釣り師に最適なのか?

エクストリームVは1本であらゆる釣りをこなせるオールラウンドな竿ですが、特に以下のような釣り人にとって最強の武器となるはずです。

  • 「1本の竿で引き釣りと泳がせ釣りを完璧にこなしたい」という欲張りな方
  • 限られた時間の中で、あらゆる流れから鮎を抜かなければならないトーナメンター
  • ボルダリング引きに挑戦したい方、またはレベルアップを目指す方

「1本の竿で引き釣りと泳がせ釣りを完璧にこなしたい」という欲張りな方

エクストリームVのトータルバランスに優れた性能は、1日の中で様々な流れを多彩な釣法で攻略したい方に最適です。

柔軟な胴調子は引き釣りでオトリ鮎を優しく引くことができ、野鮎に追われやすい態勢を保ちつつ、オトリを極力弱らせない釣りを可能にします。さらに超高弾性カーボンの採用により、優れた感度と操作性を実現。繊細な泳がせ釣りにも対応できる万能性を備えています。

エクストリームVは、「1本で泳がせ釣りと引き釣りを高いレベルでこなしたい」という鮎釣り師にとって、有力な選択肢となるでしょう。

限られた時間の中で、あらゆる流れから鮎を抜かなければならないトーナメンター

エクストリームVは時間制限のある競技会において真価を発揮する竿です。

その理由は以下の3点にあります。

  • 超高弾性カーボンの高反発により、掛けた鮎を素早く引き抜ける
  • 1本で泳がせ釣りと引き釣りを高いレベルでこなせる
  • 超軽量設計により、競技時間中も集中力を維持しやすい

競技会では集中力を切らさず、あらゆる流れから鮎を掛け続けることが求められます。エクストリームVであれば、どんな状況でも高次元の泳がせ釣りと引き釣りを展開でき、掛けた鮎は素早く抜くことが可能です。まさにトーナメントで勝つための竿と言ってよいでしょう。

ボルダリング引きに挑戦したい方、またはレベルアップを目指す方

エクストリームVの開発に携わった上田名人の代名詞が「ボルダリング引き」です。竿を寝かせた下竿の状態からオトリを半ば強引に引き上げて野鮎を掛けるユニークな釣法に挑戦してみたいと考えている方も多いのではないでしょうか。

「ボル引きロッドの最適解!」と謳われているとおり、エクストリームVはボルダリング引きに適した設計です。これから挑戦したい方はもちろん、さらに釣果を伸ばしたい方にとっても、これ以上ない相棒となるでしょう。

注意!エクストリームシリーズは繊細な扱いが求められる竿

エクストリームV(2026年発売)とエクストリームR(2024年発売)を展開するエクストリームシリーズは、鮎竿としての究極の性能を追求する一方で、強度を必要最小限に抑える設計思想のシリーズです。

超高弾性カーボンの採用により、従来よりも少ない材料で十分なパワーを引き出すことが可能となり、ブランクスの厚みを抑えた超軽量化を実現しています。

掛かり鮎とのやり取りにおいて必要な強度とパワーは十分に確保されていますが、ブランクスは非常に繊細です。河原に竿を直置きしたり、砂噛みなどによるわずかなキズが破損につながる可能性があります。根掛かり時に無理にあおるのも厳禁です。

超軽量でありながらパワー、感度、操作性に優れた竿ですが、その分取り扱いには十分な注意が必要です。

エクストリームVのスペック詳細

エクストリームVのスペックは以下の通りです。

タイプ全長(m)パワースペック継数(本)仕舞寸法(cm)自重(g)先径(mm)元径(mm)適合水中糸(ナイロン)(号)錘負荷(号)カーボン含有率(%)希望小売価格(税抜)
85HS8.5P4.081361881.2/1.4/0.923.60.1〜0.60〜399.9¥280,000
90HS9.0P4.581411981.2/1.4/0.923.60.1〜0.60〜399.9¥300,000
  • 標準極細チューブラ穂先:オールマイティに使える万能穂先
  • パワーチューブラ穂先(-10cm):オモリを多用する引き釣りに効果を発揮する穂先
  • ソリッド穂先(+8cm):ボル引きに最適なソリッド穂先

重量は鮎竿として最軽量級長さは近年人気の8.5mと定番の9.0mの2種類をラインナップしています。

穂先は極細チューブラ、パワーチューブラ、ソリッドの3種類が標準装備されており、好みやシチュエーションに応じて自在に使い分けが可能です。

ちまお
ちまお

シモツケ独自の竿パワーを数値化したパワースペックでは、8.5mがP4.0、9.0mがP4.5と、9.0mの方がやや強めの設定です。

竿は短くすると張りが出て硬く感じやすく、タメが効きにくくなる傾向があります。そのため8.5mは9.0mよりやや柔らかめに調整され、長さが変わっても同様の操作感と性能が得られるよう設計されています。

おすすめの長さは8.5m!その理由とは?

エクストリームVのような「軽量胴調子」の竿は、9mよりも8.5mを強くおすすめします。

その理由は、竿が短くなることで軽量胴調子の弱点である「操作性のもたつき」が軽減されるからです。わずか50cm短くなるだけで、驚くほど操作性と持ち重り感が改善され、軽量胴調子特有のネックが気になりにくくなります。

もし長さで迷ったら、8.5mを選びましょう。シャープな操作性と持ち重りのない軽量胴調子は、あらゆる状況でストレスなく釣りに集中させてくれるはずです。

【まとめ】エクストリームVは使い手のレベルをワンランク上へと導く竿

「引き釣り」と「泳がせ釣り」、この相反する釣法を高次元で両立させたエクストリームVは、単なる軽量胴調子竿を超えた“攻撃的な軽量胴調子竿”です。超高弾性カーボンがもたらす異次元の軽さとパワー、そして高感度は、野鮎を掛けるチャンスを確実に増やしてくれるでしょう。

さらに、その性能は使い手のポテンシャルを最大限に引き出し、釣りのレベルをワンランク上へと押し上げてくれます。

刻々と変化する状況下で戦うトーナメンターにとって、これほど頼もしい相棒はありません。
「極限(エクストリーム)」の名を冠したこの1本は、2026年の鮎釣りを、より刺激的でエキサイティングなものへと変えてくれるはずです。

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