
- 本当に固着しないのか?
- 段差構造のガタつきはないのか?
- 従来の玉の柄と比べて強度は大丈夫?
磯釣りで玉の柄が固着し、仕舞えなくて焦った経験はありませんか?特に足場の高いポイントでは固着のリスクが高く、タモ入れ後に「このまま仕舞えなかったらどうしよう…」とヒヤヒヤしたことがある釣り人も多いはず。
そんな悩みを解決するのが、シマノの「アンチロックジョイント」搭載の玉の柄。
私はこの玉の柄を1年半にわたり実釣で使用し、その性能を徹底検証してきました。この記事では、実体験をもとにメリット・デメリットを包み隠さずレビューしていきます!
この記事を読めば、アンチロックジョイント搭載の玉の柄が従来品とどう違うのか、釣り人にとって本当に価値があるのかがわかります。購入を検討している方や、玉の柄の固着に悩んでいる方は、ぜひ最後までチェックしてみてください!
結論:玉の柄はシマノの「アンチロックジョイント」搭載モデルを選べば間違いなし!

1年半にわたって実際に使用してきた結論として、「固着の心配ゼロで快適に使える!」と自信を持っておすすめできます。
アンチロックジョイント搭載の玉の柄が優れているのは以下の3点。
- 固着しないから、タモ入れのストレスが激減!
- スムーズで素早い伸縮が大物を確実にキャッチ!
- 強度・耐久性も問題なしで長く愛用できる!
従来の玉の柄では、「固着して仕舞えないかも…」という不安があり、思い切って振り出すのをためらうこともありました。しかし、アンチロックジョイント搭載の玉の柄なら、その心配は一切なし!どんな状況でも一瞬のチャンスを逃さずスムーズにタモ入れできます。
特に「荒れた海でのタモ入れ」「足場の高い磯」「大物のタモ入れ」など、固着のリスクが高い場面やタモ入れで確実な操作が求められるシーンでは圧倒的な使いやすさを実感しました。
アンチロックジョイントの「段差で節と節を止める構造は強度的に不安…」という印象を持つ人もいるかもしれませんが、その心配は無用。思い切って振り出しても段差部分が破損することはありません。
実際に使ってみると段差部分のガタツキも全くないので、これまでの玉の柄と同じように扱えつつ、より快適な操作性を実感できることがわかりました。
これから玉の柄を購入する人、あるいは 「固着のストレスから解放されたい!」という人には、シマノのアンチロックジョイント搭載モデルを選べば間違いなしです!

一度使えば、「アンチロックジョイント搭載の玉の柄以外は考えられない!」と思うはず。
アンチロックジョイントが固着しない理由と構造

シマノの「アンチロックジョイント」は、玉の柄の節と節に小さな段差を設けることで、段差がストッパーの役割を果たし固着を防ぐ革新的な構造になっています。この「段差で止める仕組み」により、強い力がかかってもそれ以上奥に入り込むことがなく、固着が発生しません。
たったわずかな段差ですが、その役割は非常に大きく、釣り人が「玉の柄が仕舞えない…!」と悩むことがなくなります。
従来の玉の柄との違いは?
これまでの玉の柄は「テーパー差で止める構造」。しかし、この構造には以下のような弱点がありました。
- 波止や磯で垂直に振り出すと、強い力がかかりすぎ継ぎ目部分が出過ぎて固着する
- 魚を取り込み後、玉の柄を仕舞おうとする時は、魚の重みで継ぎ目部分が出過ぎて固着する
特に高い足場の波止や、垂直に近い磯では、この固着問題に悩まされた釣り人も多いでしょう。しかし、アンチロックジョイント搭載の玉の柄なら、どんなに力をかけても固着しないため、スムーズな操作が可能です!
シンプルな構造が生んだ圧倒的な快適性


「段差で止める」構造は、見た目にはとてもシンプルですが、実際に使ってみると驚くほど快適に扱えることがわかります。しかも、シマノの技術力によって強度と耐久性も十分に確保されているため、安心して長く使えます。
磯釣りや波止釣りで玉の柄の固着に悩んでいる人にとって、アンチロックジョイントはまさに救世主ともいえる存在でしょう。シマノの開発陣が生み出したこの構造には、「よくぞ作ってくれた!」と感謝したくなりますね。
実際に1年半使って分かったメリット・デメリット
私がアンチロックジョイント搭載の「イソ スペシャル タマノエ 600」を1年半にわたって使用して感じたメリットを紹介します。
メリット①:玉の柄の長さを最大限に生かせる

従来の玉の柄は、固着を防ぐために各節を完全に伸ばすことが難しく、実際の使用長さが短くなりがちでした。シマノの公式サイトには5.5mの玉の柄でも、有効長は4.7m〜5m程度だったというデータがあります。
しかし、アンチロックジョイント搭載モデルなら各節を完全に伸ばせるため、フルレングスを活用可能!
その結果、従来の5.5mモデルを使っていた人でも、5mモデルで十分カバーできるという驚きのメリットがあります。
メリット②:思い切り振り出せるからタモ入れのチャンスを逃さない!

固着を気にせず、一瞬のチャンスに思い切り振り出せるのは大きな利点です。
特に1人でタモ入れをする場面では、素早い操作が求められます。「今だ!」と思った瞬間にスムーズに振り出せることで、バラシのリスクを減らし、大物を確実にキャッチできます。
メリット③:タモ入れ後の仕舞いもスムーズでストレスゼロ

タモ入れした後、玉の柄が固着して仕舞えない…という経験をしたことがある人は多いはず。
固着した状態で無理に縮めようとすると、最悪の場合、玉の柄の破損や魚の取り逃がしにもつながります。
しかし、アンチロックジョイントなら仕舞い込みもスムーズ!タモ入れした魚を速やかに回収できるので、余計なストレスを感じることなく釣りに集中できます。
デメリットは? 1年半使って感じたこと
正直なところ、デメリットは見当たりませんでした。
むしろ、今まで使っていた玉の柄よりもすべての面で優れていると感じています。
これまで 「仕方ない」と思っていた固着のストレスがなくなることで、玉の柄の扱い方が根本から変わりました。特に足場の高い波止や磯で釣りをする人には、絶対におすすめできる一本です。
アンチロックジョイント搭載モデルを徹底比較!
2025年現在、シマノから5種類のアンチロックジョイント搭載モデルがラインナップされています。それぞれ性能や価格、適した用途が異なるため、自分の釣りスタイルに合ったモデルを選ぶことが重要です。
5種類のラインナップを比較!あなたに合うのはどれ?
現在販売されている5種類の玉の柄のスペックと特徴を一覧表で比較します。
モデル名 | 全長(m) | 自重(g) | 本体価格(円) (税別) | シャフトの硬さ | 特徴 | 発売年 |
---|---|---|---|---|---|---|
23マスターチューン | 5.0 6.0 | 395 530 | 48,500 59,500 | 柔め | コスパ◎ | 2023 |
22ベイシス | 5.0 6.0 | 375 485 | 58,200 69,700 | 中間 | 性能と価格のバランス◎ | 2022 |
21イソ スペシャル | 5.0 6.0 | 355 455 | 70,400 82,800 | 硬め | 軽さ◎ | 2021 |
20BB-Xスペシャル | 5.5 6.5 | 440 570 | 76,600 89,500 | 硬め | 操作性&軽さ◎ | 2020 |
24ファイアブラッド | 5.5 6.5 7.5 | 445 580 700 | 77,000 90,000 102,500 | 硬め | 最新機構「アンチロックジョイントプラス」搭載 | 2024 |
「24ファイアブラッド タマノエ」のみシャフト回転防止機構付き!
シマノのアンチロックジョイント搭載モデルの中で、「24ファイアブラッド タマノエ」だけが特別な進化を遂げています!
このモデルには、「アンチロックジョイント+(プラス)」を採用。従来のアンチロックジョイントにシャフト回転防止機構を加えることで、タモ入れ時の「タモ枠の回転」を防ぐ機能が搭載されています。
タモ入れの際、タモ枠が意図しない方向に回転すると、魚をキャッチするタイミングを逃してしまうことがあります。しかし、「アンチロックジョイント+」なら、常に安定した状態でタモ入れが可能。#1(先端)と#2(次の節)の継ぎ目にこの機構が採用されており、よりスムーズかつ素早いタモ入れを実現します。
「確実に魚をキャッチしたい!」「タモ入れのミスを減らしたい!」そんな釣り人にとって、「24ファイアブラッド タマノエ」はまさに最強の選択肢です!

どのモデルを選ぶべきか?失敗しない選び方を解説!
選び方のポイントは、まず 「釣り場の足場の高さ」で必要な長さを決めることです。
- 低い足場メインなら → 5m、5.5m
- 高い足場でも使うなら → 6m、6.5m、7.5m
次に、自分の予算や求める性能に応じて、以下のモデルから選びましょう。
こんな人におすすめ! | 選ぶべきモデル |
コスパ重視派 | 23マスターチューン |
性能とコスパのバランス派 | 22ベイシス |
とにかく軽さを最優先! | 21イソ スペシャル |
操作性と軽さの両立を求めるなら | 20BB-Xスペシャル |
最高峰の性能を求めるなら | 24ファイアブラッド |
迷ったらコレ!軽量モデル「イソ スペシャル タマノエ 6m」

もしどれを選べばいいか迷ったら「イソ スペシャル タマノエ 6m」がおすすめ!
私自身が愛用しているモデルで非常に軽量。シャフトに張りがあり操作性も良好で、5.3mの玉の柄とほぼ同じ感覚で扱えるため、長さによる違和感をほとんど感じません。
6m以上の玉の柄は高価格帯を選ぶべし!
6m以上の玉の柄を選ぶなら、「イソ スペシャル」以上の高価格帯モデルをおすすめします。
理由は「軽量でシャフトが硬く、操作性が良い」から。
6mを超えると、安価なモデルは重量が増し、シャフトが柔らかいので操作が難しくなります。
特に1人でのタモ入れは、瞬時に振り出しができる軽さと張りが重要。高価格帯のモデルは軽量で張りがある設計でシャフトがたわみにくく、圧倒的に扱いやすいです。

買ったら長く使う玉の柄は、よく検討して自分の釣りにピッタリ合うものを選びましょう
固着ゼロ革命!アンチロックジョイント搭載の玉の柄でタモ入れが快適に!

「もう玉の柄の固着に悩まなくていい!」2025年現在、玉の柄は「アンチロックジョイント搭載モデル」一択だと断言できます。
- 固着ゼロで、タモ入れの不安が解消!
- 思い切り振り出せるから、一瞬のチャンスを逃さない!
- スムーズに仕舞えるので、釣りのリズムが崩れない!
- 耐久性も高く、長く愛用できる!
これまでの玉の柄は固着のリスクが常につきまとい、慎重に扱う必要がありました。しかし、アンチロックジョイント搭載モデルなら、固着の心配を一切せずに快適に使えるのが最大のメリットです。
「もっと快適に、安心してタモ入れがしたい!」そんな釣り人の願いを叶えた、まさに革新的な玉の柄です。磯釣りでのストレスを減らしたいなら、ぜひ手に取って体感してみてください!
