鮎釣りの必需品であるクーラーボックス
- サイズはどれくらいが使いやすいのか?
- どのくらいの機能のクーラーなら真夏に使えるのか?
- 鮎釣りに最適なおすすめクーラーが知りたい!
クーラーボックスは断熱材の種類や大きさで、たくさんのラインナップがあって選ぶのがなかなか大変・・・
鮎釣りで使う場合、真夏の暑さに耐えるクーラーボックスを選ぶ必要があります
そのためには性能はもちろん、選ぶサイズも重要です
この記事では私が20数年鮎釣りをしてきて学んだ、鮎釣りで快適に使えるクーラーボックスのサイズと断熱材の種類について解説していきます
合わせて、おすすめのクーラーボックスも紹介していきますので、鮎釣り用のクーラーボックスをこれから買おうと思っている人や買い替えを検討している人は是非読んでみて下さい
この記事を読めば自分がどんなクーラーを買うべきかが分かるようになります
鮎釣りではサイズ20L以上、断熱材はウレタンか真空パネルがおすすめ
20L以上の物が氷や飲み物が余裕で入って使いやすく、保冷力も高い
私は鮎釣りで16Lと22Lのクーラーを持ってるんですが、22Lの方が断然使い勝手がいいし、性能的にも優秀です
理由は以下の通り
- 冷やすための保冷剤や氷を多く入れる事ができるので、保冷時間が長い
- 冷やしたい物もたくさん入る
真夏の暑い時期の車内に置いておくので、多く保冷剤や氷が入るな大きめのクーラーが絶対良いです
容量は1人での日帰り釣行なら20L以上、2人での日帰りなら30Lぐらい容量があると安心です
形は箱型でも横長タイプのどちらでもいいと思いますが、私は箱型をおすすめします
幅広の物を縦に置いたり横に置いたりしても入るので使い勝手がいいからです
横長タイプは長い物が入りますが鮎釣りでは長い物を入れる事はないし、幅が広い弁当は一定方向でしか入れれない場合があり、効率よく物を入れる事ができないケースがあるんですよね
予算に合わせて「ウレタン」か「真空パネル」のクーラーを選ぼう
暑い夏の車内に置いておくので真空パネルを使った高性能なクーラーがおすすめですが、日帰りなら保冷剤や氷を多めに入れとけばウレタンのクーラーでも問題無いので、予算に合わせてウレタンか真空パネルの物を選びましょう
スチロールの断熱材は保冷力が低めなので、鮎釣りにはおすすめしません
断熱材 | 価格 | 保冷力 | 重量 |
---|---|---|---|
スチロール | 安い | ☆ | 軽い |
ウレタン | ちょっと安い | ☆☆ | ちょっと軽い |
真空パネル1面or3面 | 高い | ☆☆☆ | 重い |
真空パネル6面 | 超高い | ☆☆☆☆ | 超重い |
ウレタンのクーラーは
- 価格はちょっと安い
- 保冷力はそれなりに高い
- 重量はちょっと軽い
というようにクーラーに求められる要素のバランスが良く、買いやすく使いやすいクーラーです
鮎釣り以外で使うならウレタンで決まりなんですが、真夏の車内は暑すぎるので高性能な真空パネルのクーラーが魅力的
高性能な真空パネルの物を選ぶなら、6面真空パネル推しです
私は1面真空パネルの物を持ってるんですが中途半端な印象
- 価格高い
- 保冷力はウレタンよりちょっと上
- 重さ重い
ウレタンの物より価格は10,000円以上高いのに保冷力はウレタンよりちょっと上という性能なので、「もう少しお金出して保冷力トップクラスの物買った方がいいんでない?」と思いました
3面真空パネルの物も同様な印象
という訳で真空パネルのクーラー買うなら6面真空パネルの物がおすすめ
クーラーボックスは壊れにくく、1回買ったら長持ちするので高価なものを買ってもいいと思う
鮎釣りにおすすめのクーラー5選
バランスの良いウレタンのクーラーなら以下の2点がおすすめです
22Lの容量なら磯釣りや日常でも使いやすいですよ
保冷力重視の6面真空パネルのクーラーなら、この2点
真夏の車内でも安心感がある高性能クーラーです
シマノ、ダイワのクーラーなら磯などでも使えて汎用性が高いですが、「鮎専用で高性能なクーラーが欲しい!」って方には
スーパーギガクールⅡがいいでしょう
断熱材がウレタンなんですが6面真空パネルの物より保冷力が高いらしいです(自分で比較してないので本当かどうかは分かりませんが・・・)
私は初代のスーパーギガクールの22Lを愛用しています
ベースが移植用臓器の運搬に使われているクーラーらしいので、性能は間違いないクーラーボックス
メリット
- 保冷力がとにかく高い
内面がステンレス板なので熱伝導が良く、真夏の車内に置いててもメッチャ冷えて氷も長持ちします
デメリット
- 両手じゃないと持てないので鮎釣り以外で使いづらい
- 蓋が外れないので洗うのが面倒
- 価格が高い
- ステンレスだけど内面が錆びる
- 同容量の6面真空パネルのクーラーより重い
デメリット多すぎ(笑)
私も使っていて「めんどくせぇなぁ・・・」とよく思ってますが、保冷力の高さは抜群なので「まぁ仕方ないか」と思って使い続けています
色んな物を犠牲にして保冷力を爆上げした鮎釣り特化クーラーボックス、こだわる方におすすめします
鮎釣りでは「小さいクーラー」のメリットは生かされない
私が思う、小さいクーラーのメリットとデメリットです
メリット
- 場所を取らない
- 持ち運びが楽
デメリット
- 物があまり入らない
- 保冷剤や氷もあまり入らないので保冷時間が短い
小さいクーラーのメリットは鮎釣りではメリットになりません
なぜなら、車の中に置きっぱなしで頻繁に持ち運ぶ事が非常に少ないし、車の中に置くのに「16Lの大きさじゃないと入らないよ!」って事はまずありえない
さすがに50Lぐらいのクーラーなら邪魔だと思いますが、それでも他の道具が入らなくなるって事はないと思います
それでも「16Lぐらいの小さいクーラーが良い!」って人には、6面真空パネルの高性能クーラーをおすすめします
高価ですが、小さいクーラーは保冷力の高さで保冷時間を長くするしかないです
選ぶなら保冷力が高い以下の2点からですね
鮎釣り+他の釣りで使う場合は30L以上の容量がおすすめ
クーラーボックスを兼用する「他の釣りでの使い勝手」を基準に大きさを選びましょう
理由は車の中に置いておくだけの鮎釣りでは多少大きくても困る事はないから
内容量が大きくて使いづらいと感じる人は、仕切りバッカンやケースを使って入れる物を分けると使いやすくなるのでオススメです
容量は30L以上あれば磯釣りや船釣りで十分使える大きさですね
価格、重さ、性能のバランスの良いウレタンのクーラーでのおすすめはこちら
磯釣りは持ち運びが大変なので、兼用するなら比較的軽いウレタンクーラーがおすすめ
最高の保冷力を求めるなら6面真空パネルのコレ
9.3㎏と重いクーラーボックスですが高い保冷力は魅力的ですね
安価なクーラーを使うならサイズ選びと保冷剤&氷の使い方が重要
「安価で性能が低いクーラーボックスしか買えないよ・・・」って方は、大きめのクーラーを買って保冷剤と氷の配置を工夫する事で対応できます
大きめのクーラーを選ぶ理由は
保冷剤、氷をたくさん入れて保冷力の低さをカバーできる事
保冷剤&氷の配置は以下のようにします
- クーラーの底面にプレート状の保冷剤を敷く
- その上にお弁当などの食料品を置く
- お弁当の上に氷、保冷剤を敷く
面倒ですが、冷やしたい物を保冷剤や氷で挟み込むようにする事で性能の低さをカバーします
底面に敷く保冷剤は-16℃グレードの高機能な物が良いですね
クーラーに中蓋をして、蓋からの熱気を遮断する事で保冷力をアップさせる方法もおすすめです
まとめ:鮎釣りで使うクーラーボックスは保冷力が最優先
暑い夏の車内に置いて使える事
クーラーボックスを買う上で、これだけは絶対に抑えておきましょう
氷が早く溶けて無くなったり、せっかく釣った鮎を良い状態で持ち帰れなかったりするのではクーラーボックスを買った意味が無くなってしまいます
必ず、鮎釣りで問題なく使える保冷力を確保した上で「他の用途での使用」「予算」を考慮して選択するようにして下さい
買うのに迷ったら「容量20L以上でウレタンか真空パネルの断熱材のクーラーボックス」と思い出して選ぶようにしましょう!