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- どんな形状のハナカンを選べばいいの?
- サイズはどう使い分ければいいのか?
- 初期から後期までの長い期間使えるサイズはないのか?
鮎の友釣りでオトリ鮎に装着するハナカンは形状、サイズ、材質などの違いによりたくさんの種類が存在します。友釣りの経験が浅いうちは、どのハナカンを選べばいいのか分からない方がほとんどじゃないでしょうか?
私は鮎釣りを始めて20年以上になり、今では使うハナカンはほぼ1種類になりましたが、鮎釣りを始めた頃はどのハナカンがいいのか全く分からず、色々なサイズを揃えたものの結局使うことなく廃棄したこともありました。
この記事ではハナカンの選択に迷う鮎釣り初心者〜初級者の方に向けて、【最初に使うべきハナカンのサイズと形状】と【ハナカンサイズの選び方】について詳しく解説していきます。
この記事を読めばどんなハナカンを選んで、どのようにサイズ選びをすればいいのかが分かるようになります。
ハナカンの選択と使い分けで悩んでいる方や、ハナカンについて詳しく知りたいと思っている方は最後まで読んでみて下さい。
1つ選ぶならほとんどの状況で使える【丸型形状のサイズ6.5】

私は20年以上鮎釣りをしてきましたが、ハナカンは1シーズンの間、【丸型形状のサイズ6.5】のハナカンで釣っていることがほとんど。小さいオトリから大きなオトリまで、丸型形状のサイズ6.5で対応できます。メーカーによって表記は【6.5mm】や【6.5号】と違いますが大きさは同じだと思ってもらえればOKです。
特に初心者・初級者は色々な仕掛けを使い分けることができないので、【丸型形状のサイズ6.5】1種類だけで十分。サイズ6.5は初心者・初級者でも持ちやすく、オトリに装着しやすい大きさのハナカンです。
丸型形状のサイズ6.5を選ぶ理由は以下の通り。
- 丸型形状を選ぶ理由:オトリの泳ぎが安定する
- サイズ6.5を選ぶ理由:中間的サイズで小型〜大型の鮎に幅広く対応できる
それぞれの理由について詳しく解説していきます。
丸型形状を選ぶ理由:オトリの泳ぎが安定する

ハナカンの形状はオトリの泳ぎの良し悪しに影響します。
特に初心者・初級者はオトリ鮎を繊細に操作することが難しく、オトリの泳ぎ方が不自然になりやすいため丸型形状のハナカンを使って泳ぎが不自然になるのをカバーします。
ハナカンの形状はオトリを引く「引き釣り」で特に影響が大きい
「泳がせ釣り」では「引き釣り」ほど強くオトリを引っ張る場面が少ないため、ハナカン形状がオトリの泳ぎに与える影響は少ないと感じます。しかし、オトリを上流に引く「引き釣り」はハナカン形状のバランスが良くないとオトリを引いた時に泳ぎがブレて不自然な泳ぎになり、野鮎からアタックされづらくなってしまうのでオトリが安定する丸型形状のハナカンを使用したほうが良いでしょう。
私の釣りは「引き釣り」がメインのため、ハナカンの形状が真円に近い丸型形状のものを選ぶようにしています。

初心者・初級者が使うなら丸型形状のハナカン一択です。
サイズ6.5を選ぶ理由:中間的サイズで小型〜大型の鮎に幅広く対応できる

サイズ6.5は一番数が釣れる20cm前後の鮎に最も適しているサイズのハナカンで、17cm以下の鮎にも使えるし、25cmぐらいの鮎にも使えます。そのためシーズン中サイズ6.5だけで釣ることも可能です。
私は2024年シーズンはワンタッチハナカンのサイズ6.5とフックハナカンの7.2mmだけしか使いませんでした。フックハナカン7.2mmはワンタッチハナカンとの違いを確認するために使っただけなので、実質ワンタッチハナカンのサイズ6.5の1種類だけで大丈夫でした。
また、サイズ6.5は指で持ちやすいサイズなので、初心者・初級者の方でも苦労することなくオトリにハナカンを通すことができると思います。

オトリ鮎のサイズに幅広く対応できて、装着もしやすいのがサイズ6.5のハナカンです。
ハナカンの適正オトリサイズについて解説

各メーカーはハナカンのサイズごとの適正オトリサイズというのは出していませんが、私は勝手に以下のように鮎のサイズに対応していると思っています。
ハナカンサイズ | 対応オトリ鮎 サイズ | 使う場面 |
---|---|---|
5.5 | 15cm前後 | 初期の小鮎釣り |
6 | 17cm前後 | タフコンディション時の オトリ鮎の負担を減らしたい時 |
6.5 | 20cm前後 | オールシーズン使える万能サイズ |
7 | 23cm前後 | 良型鮎が揃う時 |
7.5 | 27cm前後 | 後期の大鮎狙い |
8 | 30cm前後 | 大河川での尺鮎狙い |
本当はこの表のようにオトリ鮎のサイズに合わせて使い分けるのが理想ですが、釣れる鮎のサイズは一定ではないので、釣りをする河川でよく釣れる鮎の大きさに合わせてハナカンのサイズを選ぶのが一番良いハナカンサイズの選び方だと思います。

その時によく釣れるサイズはオトリ屋さんに聞くと教えてくれます。オトリを購入する時に忘れずに聞いておきましょう。
使うオトリ鮎に対してハナカンのサイズが極端に合っていないとトラブルの元になることも。ハナカンのサイズがオトリのサイズに合っていない場合に起こる影響について解説をしていきます。
オトリ鮎に対してハナカンが大きい場合の影響
ハナカンがオトリ鮎に対して大きすぎると、流れの抵抗を受けやすく重たいのでオトリ鮎に負荷が掛かり過ぎて泳ぎが悪くなります。
オトリの泳ぎの良さが重要な「泳がせ釣り」で特に影響が大きいので「泳がせ釣り」ではハナカンが大きすぎる状況は避けるようにしましょう。
オトリを引く「引き釣り」であればオモリを打ったりしてなんとか釣りをすることが可能なので、私は「引き釣り」では小さいオトリに大きいハナカンであっても気にせず使っています。

釣れる鮎に対して大きいハナカンしかない場合は「引き釣り」ができる場所で釣るのも一つの方法です。
オトリ鮎に対してハナカンが小さい場合の影響
オトリ鮎に対してハナカンサイズが小さすぎると、オトリ鮎が外れやすくなります。
小さいハナカンは大きなオトリ鮎にきちんと装着できていないために外れる場合もあるので、必ずハナカンが正しく装着できているか確認することが重要です。しかし、野鮎のアタックが強烈だった場合や、野鮎が掛かってやり取りしているとどうしても外れてしまうことはあるので、その時は諦めましょう。

小さい鮎と大きな鮎の両方が掛かるような状況なら、自分がどちらをメインターゲットにするかでハナカンサイズを選べばいいでしょう。
ワンタッチハナカンはチューブ部分の劣化に注意!

ワンタッチハナカンは金属部分とチューブ部分を組み合わせたハナカンで、チューブ部分は耐久性の高いウレタンなどの素材ですが、使っているとどうしても劣化して張りがなくなり、最終的にはちぎれてしまいます。
チューブ部分の張りがなくなると簡単にオトリ鮎がハナカンから外れてしまうので、チューブ部分の張りがあるかどうかを仕掛けをセットする時に確認するようにした方が良いです。
私は、ある時に釣っていて何回もオトリ鮎が外れてしまうことがあり、ハナカンをよく確認してみるとチューブ部分がちぎれる寸前になってしまっていて、これがオトリ鮎が外れてしまう原因だと気づくことができました。それからはハナカンのチューブを確認するようになり、張りが弱くなってきたものは取り替えるようにして、今はオトリが外れることはほとんど起きていません。

チューブ部分の張りは新品と比べるとどのくらい劣化しているのかが分かりやすいので、気になったら新品のものと比べてみましょう。
絶滅寸前のフックハナカンとはどういうハナカンなのか?


フックハナカンはその名の通りフックが付いていて、オトリ鮎にハナカンを通した後にフックで止めるタイプのハナカン。2025年現在、製造しているメーカーもほとんど無く、絶滅したと言ってもいいハナカンです。
ここ2、3年の間に鮎釣りを始めた人なら見たことがないかもしれません。
フックハナカンのメリットは
- フックで閉じる方式なのでオトリ鮎が外れることがない
- 形状が真円なのでオトリを引いた時にブレが少ない
の2点で、全国大会の上位に入る名手で使っている人も意外といるようです。真円形状がオトリのブレを抑制し、オトリの泳ぎやオトリを流れの中に入れる時のやりやすさに影響するようで、根強いファンがいるのがフックハナカン。
しかし、フックハナカンには大きなデメリットが2つあります。
- 慣れないと装着が難しい
- フックを開ける・閉じる工程があるのでワンタッチハナカンと比べて手返しが遅くなる
特に初めて使う時は装着にメチャクチャ時間がかかるので、せっかくの元気なオトリ鮎がフックハナカンを装着し終わった時には弱ってしまっているでしょう。私は何年か使ってみましたが、フックハナカンはかなり数をこなさないとスムーズに着脱するのは難しいと感じました。
また、手返しはフックの開閉がある分ワンタッチハナカンと比べてどうしても遅くなってしまいます。制限時間のある競技会で手返しを重視するならワンタッチハナカンが有利でしょう。入れ掛かりになるような状況でも釣果に差が出てしまいます。
私がフックハナカンとワンタッチハナカンを使い比べて思ったのは、フックハナカンを使ってオトリ鮎を弱らせてしまうより、ワンタッチハナカンを使い手返しを速くしてオトリを元気な状態で送り出した方が釣果は上がるということ。フックハナカンはオトリを弱らせてまで使うほどの優位性はありません。
おすすめのハナカン5選

各メーカーから発売されている丸型形状のワンタッチハナカンを紹介していきます。ある通販サイトの実売価格を掲載してハナカン1個あたりの金額を出していますので、コストを気にされる方は性能と合わせて比較してもらえればと思います。
ダイワ 快適ハンドリングハナカンゴールド


ダイワの快適ハンドリングハナカンゴールドの特徴は
- 金属部分の先端部までアールを付けたバランス重視形状
- 号数ごとにチューブの色を変えていて、一目で号数が分かりやすい
- やや細めの線径ながら高グレード素材を使用し、強度と鮎への通しやすさの両立を実現
バランス重視の形状はオトリが元気な時はもちろん、弱り始めてからその真価を発揮するハナカンです。
号数ごとにチューブの色を変えて一目で号数がわかる仕様は複数のサイズを使い分ける方にありがたい設計。1個あたりのコストは高いですが、性能と使いやすさのために細かい所にこだわった仕様です。
号数 | チューブカラー | 入数 | 参考実売価格(税込) | 1個あたり単価 |
---|---|---|---|---|
5.5 | イエロー | 8 | 700円 | 約88円 |
6.0 | ブルー | 8 | 700円 | 約88円 |
6.5 | ピンク | 8 | 700円 | 約88円 |
7.0 | グリーン | 8 | 700円 | 約88円 |
7.5 | パープル | 8 | 700円 | 約88円 |
徳用5.5 | イエロー | 34 | 2,100円 | 約62円 |
徳用6.0 | ブルー | 34 | 2,100円 | 約62円 |
徳用6.5 | ピンク | 34 | 2,100円 | 約62円 |
徳用7.0 | グリーン | 34 | 2,100円 | 約62円 |
徳用7.5 | パープル | 34 | 2,100円 | 約62円 |
シマノ 色付ハナカン


シマノの色付ハナカンの特徴は
- チューブ部分も丸形状に近づけた「ワンタッチRチューブ」の採用
- 結びやすく、結びがズレにくい「先端カット仕様」
- 号数ごとにチューブの色を変えてあり、号数が分かりやすい
各メーカーともにハナカンの金属部分は真円に近づけていますが、チューブまで丸型に近づけているのはシマノの色付ハナカンだけ。ハナカンを結ぶのに多く使われるPE系の糸でもしっかり結べてズレにくくしている「先端カット」の仕様など、非常に細かい所にまでこだわったハナカンです。
号数 | チューブカラー | 入数 | 参考実売価格(税込) | 1個あたり単価 |
---|---|---|---|---|
5.5 | クリヤー | 8 | 697円 | 約87円 |
6.0 | ブルー | 8 | 697円 | 約87円 |
6.5 | レッド | 8 | 697円 | 約87円 |
7.0 | イエロー | 8 | 697円 | 約87円 |
7.5 | グリーン | 8 | 697円 | 約87円 |
徳用5.5 | クリヤー | 30 | 2,070円 | 69円 |
徳用6.0 | ブルー | 30 | 2,070円 | 69円 |
徳用6.5 | レッド | 30 | 2,070円 | 69円 |
徳用7.0 | イエロー | 30 | 2,070円 | 69円 |
徳用7.5 | グリーン | 30 | 2,070円 | 69円 |
オーナー ライトチューブ鼻かん


オーナーのライトチューブ鼻かんの特徴は
- 高支点、下部ラウンド形状の設計でオトリの操作性と安定性を両立
- 細軸設計で軽量化
オトリの負担を減らすために繊細な仕掛けを好む鮎釣り師に向けた設計です。特に泳がせ釣りをメインにしている方に向いているハナカンだと思います。
号数 | 入数 | 参考実売価格(税込) | 1個あたり単価 |
---|---|---|---|
5.5 | 8 | 443円 | 約55円 |
6.0 | 8 | 443円 | 約55円 |
6.5 | 8 | 443円 | 約55円 |
7.0 | 8 | 443円 | 約55円 |
徳用5.5 | 45 | 1,762円 | 約39円 |
徳用6.0 | 45 | 1,762円 | 約39円 |
徳用6.5 | 45 | 1,762円 | 約39円 |
徳用7.0 | 45 | 1,762円 | 約39円 |
カツイチ エキスパートハナカンEX


カツイチのエキスパートハナカンEXの特徴は
- 真円に近いベンド形状でオトリの鼻にスキマなくフィットする設計
- ハナカンを結び目が安定するクランク加工
オトリのバランスと操作性を優先させたトーナメンター、上級者向けのプロ仕様ハナカン。1個あたりのコストが安くコストパフォーマンスに優れるハナカンです。
号数 | 入数 | 参考実売価格(税込) | 1個あたり単価 |
---|---|---|---|
5.5 | 20 | 865円 | 約43円 |
6.0 | 20 | 865円 | 約43円 |
6.5 | 20 | 865円 | 約43円 |
7.0 | 20 | 865円 | 約43円 |
がまかつ 楽勝ハナカン


がまかつの楽勝ハナカンの特徴は
- オトリの姿勢安定と自然に泳がせる丸型設計
- ハナカンのカラーが金と黒の2種類から選べる
- 展開サイズが5.5号〜8.0号までの6種類と多い
ハナカンの金属部分の色が金色と黒の2種類あり、好みに合わせて選べます。5.5号〜8.0号とサイズ展開が広いので超小型の鮎から超大型の鮎まで対応できるハナカンです。
号数 | ハナカンのカラー | 入数 | 参考実売価格(税込) | 1個あたり単価 |
---|---|---|---|---|
5.5 | 金・黒 | 16 | 840円 | 約53円 |
6.0 | 金・黒 | 16 | 840円 | 約53円 |
6.5 | 金・黒 | 16 | 840円 | 約53円 |
7.0 | 金・黒 | 16 | 840円 | 約53円 |
7.5 | 金・黒 | 16 | 840円 | 約53円 |
8.0 | 金・黒 | 16 | 840円 | 約53円 |
徳用5.5 | 金・黒 | 50 | 2,350円 | 47円 |
徳用6.0 | 金・黒 | 50 | 2,350円 | 47円 |
徳用6.5 | 金・黒 | 50 | 2,350円 | 47円 |
徳用7.0 | 金・黒 | 50 | 2,350円 | 47円 |
徳用7.5 | 金・黒 | 50 | 2,350円 | 47円 |
徳用8.0 | 金・黒 | 50 | 2,350円 | 47円 |
初心者・初級者は丸型形状の6.5号のハナカンを使って上達しよう!

初心者・初級者のうちは色んな種類のハナカンを持っていても状況に合わせて使い分けることはできません。
迷わずに丸型形状のサイズ6.5のハナカンを使い込みましょう。
その仕掛けを使い込んで、自分の友釣りの中の「基準」を作ってから、色々な形状や号数を試していくと違いが分かるようになるので、種類の違いや号数の違いによるメリット・デメリットが分かって、使い分けることができるようになってきますよ!
