磯釣りをされている皆さん、鈎に刺すサシエを取る時って、バッカンに引っかけてある「サシエ入れ」から取っていませんか?
一日に何回も何回もしゃがんだり、腰を曲げたりして取っていると
- 腰が痛い・・・
- 腰がだるい・・・
- 足が疲れてきた・・・
と色々症状が出て来ているんじゃないでしょうか?
特に私のような40歳以降の年代になると加齢による体力の低下で、しゃがんだりする作業が今まで以上にしんどくなってきたと思っている方も多いんじゃないかと思います。
そこで、サシエを取る作業を楽にする便利アイテム
がまかつ 競技用サシエ入れGM1415を今回は紹介したいと思います。
私が現在愛用しているフローティングベストに取り付けるタイプのサシエ入れで、今まで
- バッカンに取り付ける通常のサシエ入れ
- サシエを楽に取るためのサポートアイテム
なんかも使ってきましたが、それらの使ってきたアイテムの中でダントツに使い勝手が良く、疲労軽減効果も高いと実感しています
- 常にサシエ入れが手元にあるので、サシエを鈎に刺す作業が速くなる
- サシエを取る時にしゃがまなくて良いのでラク
この2点が「がまかつ 競技用サシエ入れGM1415」の特徴です。
特に年配の磯釣り師にオススメ!
サシエを取る時にしゃがまなくてもよくなるので足腰が超楽になります!
もちろんメリットだけでなく、サシエ入れが小さい事によるデメリットもあるので、その点についてもこの記事で解説していますので、これからサシエ入れを選ぶ際の参考にしてもらえればと思います。
がまかつ 競技用サシエ入れ GM1415のメリット&デメリット
「競技用」と表記があるように、手返しの効率化を目的に、ベストに付けるように設計されているサシエ入れで、ベストに付けれるように安全ピンが付いています。
ピンはサビに強いステンレス製なので簡単には錆びません。
サイズは小さめで59mm×86mm×55mm。大きいサシエ入れはベストに付けれなくはないですが邪魔になるので、このサイズになっているのでしょう。
メリット
「手返しが速くなる」
サシエ入れがベストに付いているので、すぐにサシエを取ることが可能。バッカンに付けている通常のサシエ入れと比べたらサシエを手に取るまでの時間は確実に速くなり手返し向上につながります。
「サシエを取る時にかがまなくて良いから楽」
ベストにサシエ入れが付いていると姿勢を変える事なくサシエを取れます。かがんでサシエを取るのと比べて圧倒的に体への負担は少なく、1日釣りをすると疲労感はかなり違います。
「値段が割と安い」
サシエ入れ自体がコンパクトなため価格が800円(税別)と安く試しやすいです。
特にサシエを取る時にかがまなくていいのが楽過ぎるので、普通のサシエ入れを使う気にならなくなります。
足場が不安定な磯場で立っているだけでも、体中の色んな筋肉に負荷がかかるのに一日の中で何回もサシエを取るためにかがんでいると、かなり疲労が溜まります
このかがむ動作をしなくていいというのは疲労軽減効果が非常に高く、私的には超快適アイテムだと思っているんですが、実際に使っている人を見たことがないのが謎
やはり皆さんスタンダードなバッカンに直接装着するタイプのサシエ入れを使用してますね
バッカンに装着するサシエ入れはサシエを取るたびに、かがまないといけないので腰が痛くなるよ!
デメリット
「ベストに付けているので邪魔になる」
ベストに付けると結構邪魔です。特に仕掛けを投入してアタリを待っている時が邪魔。私は手の置きどころに困りますね。
「容量が小さいので、小量しかサシエが入らない」
サシエ入れの容量が小さく、ちょっとしかサシエが入らないので、ボイルと生の両方を入れて使っている人には使いにくいかもしれません。
手返しを速くするより、サシエを付ける時に楽したい人におすすめ
普通に磯釣りを楽しんでいるレジャー勢向けに対しての考えですが、手返しが速くなる事よりサシエを付ける作業が楽になるメリットの方が効果は大きいので、「楽にサシエを付けたい!」という人におすすめです。
もちろん手返しを速くしようと考えているトーナメンターの人向けのアイテムなので、手返しを速くしたいと考えている人にもおすすめです。
楽にサシエを取るために、こんなサポートアイテムもおすすめ
「ベストにサシエ入れを付けるのはちょっとイヤだな・・・」という人には、こんなアイテムもあります。
ベルモントの「エサバッカンクリップポール」というアイテム。
バッカンに付けてポールの高さが調整できるので、自分がサシエを取りやすい高さにサシエ入れをセットする事ができます。
このアイテムを使えばサシエを取る作業は、かがまなくて快適なんですが、バッカン周りに装着するので撒き餌をする時の撒き餌杓の取り回しが悪くなってしまうのと、バッカンに入っている餌の量が少なくなり軽くなってくると安定性が悪化するという所が弱点。
結構気に入って長い期間使っていましたが、競技用サシエ入れを使うようになってからはクビになりました。
ベストに付けるタイプのサシエ入れはシマノからも発売中
「がまかつ競技用サシエ入れGM1415」と同じタイプのサシエ入れは、シマノからも発売されています。
シマノ 携帯サシエ入れ
値段は「がまかつ競技用サシエ入れGM1415」より高めで 1,450円(税別)。
シマノの別のサシエ入れに取り付けできる機能や、サシエの尻尾を落とす機能が付いていたりするので、その分値段が高いのかなという気がします。サイズは88mm×61mm×57mmで「がまかつ競技用サシエ入れGM1415」とほぼ同サイズなので、好みで選べばいいと思います。
まとめ:楽が出来る道具は積極的に活用しよう!
- 太陽に照らされる
- 風にもさらされる
- 足場が良い所はほとんど無い
と磯釣りはなかなかハードな遊びなので、道具で楽ができるのであれば積極的に活用して楽に磯釣りを楽しもう!というのが私の考え方。
特にバッカン周りはそういう考えで変えてきています。今回紹介したサシエ入れや撒き餌を掬う時にかがまなくて良いようにシャフトの長い撒き餌杓に変更したりしてます。
若い時は繰り返しやっていても何ともなかった事が、歳をとってくると腰が痛くなったり、しゃがむ作業がしんどくなってきたりするので、そこは道具を変えてカバーして少しでも快適に釣りができるように工夫していきましょう。